AWSの3大アソシエイト資格である「ソリューションアーキテクト」、「SysOpsアドミニストレーター」、「デベロッパー」の内、参考書が発売されていなかった「SysOpsアドミニストレーター」ですが、2022年ついに対応する参考書が2冊発売されます。
新たな「SOA-C02」試験に対応しているため、追加となった試験ラボにも対応しています。
SysOpsアドミニストレーター・アソシエイトの資格取得を目指している方は、是非購入を検討しましょう。
2022年6月22日に「AWS認定資格試験テキスト AWS認定SysOpsアドミニストレーター – アソシエイト」が発売されました!!
AWS認定SysOpsアドミニストレーター・アソシエイトとは
はじめにAWS認定SysOpsアドミニストレーター・アソシエイトの試験情報です。
・試験日 :年中選択可能
・受験料 :16,500円(税込み)
・受験方式:テストセンター or オンライン
・試験時間:180分
・問題数 :65問
・問題形式:単一選択 + 複数選択 + 試験ラボ
・合格基準:720点以上
詳細についてはAWS公式の試験ガイドも合わせて確認しておきましょう。
出題範囲
出題範囲については大きく6つの分野に分けて出題されています。
出題分野 | 比率 |
---|---|
モニタリング、ロギング、および修復 | 20% |
信頼性とビジネス継続性 | 16% |
デプロイ、プロビジョニング、およびオートメーション | 18% |
セキュリティとコンプライアンス | 16% |
ネットワークとコンテンツ配信 | 18% |
コストとパフォーマンスの最適化 | 12% |
試験形式
試験時間は180分で65問を解答する必要があります。
最初の選択問題は他のAWS試験同様の形式となるのですが、「SOA-C02」試験から追加された試験ラボという形式があります。
試験ラボでは出題される問題のシナリオに沿って、AWSマネジメントコンソールまたはAWS CLIを使用して、実際にAWS環境を構築する必要があります。
試験ラボが増えたこともありますが、新試験では以前より難易度が高くなっていると思われます。
合格するために、試験対策の学習がより大切になります。
合格基準
合格基準は720点以上となっており、試験は試験ラボも含めて65問の内、採点対象の50問の結果から、100点~1000点のスコアを決定します。
試験ラボは採点基準が定かではないですが、完全に解答出来ていなくても部分点はあるようです。
出来る部分まででもあきらめず解答するようにしましょう。
おすすめ参考書・問題集
AWS認定SysOpsアドミニストレーター・アソシエイトの試験対策におすすめの参考書・問題集は次の2冊です。
AWS認定資格試験テキスト AWS認定SysOpsアドミニストレーター – アソシエイト
タイトル:AWS認定資格試験テキスト AWS認定SysOpsアドミニストレーター – アソシエイト
著者 :佐々木拓郎、小西秀和、安藤裕紀、志水友輔、吉竹直樹、北條学男、木美雄太、手塚拓也
発売日 :2022年6月22日
出版社 :SBクリエイティブ
価格 :2970円(税込み)
ページ数:360ページ
1冊目はAWS認定資格試験テキストシリーズのSysOpsアドミニストレーターアソシエイト版となります。
他にもAWS参考書を書かれている方が著者となっており、各サービスの解説や試験対策のポイント説明等の記載内容が充実しています。
また、このシリーズは教科書のように各サービスが丁寧に解説されているため、試験対策として初めに基礎知識を学ぶのに最適な1冊になっています。
試験ラボの対策として、模擬試験として数問準備されており、出題が想定されるケースの問題を解きながら学習することができます。
試験ラボ対策の仕方が分からない方には、定番の操作を実践できるのでおすすめです。
ポケットスタディ AWS認定 SysOpsアドミニストレータ アソシエイト
タイトル:ポケットスタディ AWS認定 SysOpsアドミニストレータ アソシエイト
著者 :海老原寛之
発売日 :2022年12月23日
出版社 :秀和システム
価格 :1,980円(税込み)
ページ数:264ページ
2冊目はポケットスタディシリーズのSysOpsアドミニストレーターアソシエイト版となります。
ポケットスタディシリーズでは多くの試験対策書が発売されていますが、AWSではデベロッパーアソシエイトに続き、2冊目となります。
試験範囲の基礎知識を体系的に学ぶことができ、確かな知識を身に付けられることが特徴のシリーズであるため、同様に試験対策とともに実務でも役立つ知識が得られる参考書となっていると思われます。
発売日まであと2週間ほどありますが、楽しみな1冊になっています。
さいごに
AWS認定SysOpsアドミニストレーター・アソシエイトの試験対策におすすめの参考書を紹介させて頂きました。
新たな「SOA-C02」試験では追加された試験ラボに注目がいきますが、試験範囲の基礎部分を理解出来ていないと試験に合格することは難しいでしょう。
今回紹介した参考書を活用し学習すれば、確かなAWSの運用知識を身に付けられることとなります。
SysOpsアドミニストレーター・アソシエイトの試験の受験を考えられている方は、早めにチェックしておきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
SOA試験に合格出来たので、以下の記事で勉強方法を紹介しています!
コメント