IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェント「Geekly(ギークリー)」について、私が実際に登録して使ってみた感想を交えてお伝えさせていただきます。
私は転職活動を2回しており、2回目の転職活動で最初に登録したのがGeeklyでした。SIerで約7年、その後SAPコンサルタントを経て、現在はAI開発の仕事をしています。保有資格はJava Gold、応用情報技術者、AWS認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル(現在は失効)などです。
結論から書くと、私はGeekly経由では転職していません。ただしそれは「Geeklyがダメだった」という話ではなく、当時の私の志望職種とのミスマッチが理由でした。この記事では、良かった点も合わなかった点も、そのまま書きます。
2011年の創業から14年以上にわたりIT業界の転職支援を続けており、業界専門のキャリアアドバイザーが100名以上在籍しています。実務経験を活かしたキャリアアップはもちろん、IT資格を取得済み・学習中の方が転職を検討する際の相談先としても選択肢になります。
そんな「Geekly(ギークリー)」の特徴や利用の流れを、実際に使った感想とあわせて紹介していきます。
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Geeklyとは
株式会社Geekly(本社:東京都渋谷区)が運営する、IT・Web・ゲーム業界特化の転職エージェントサービスです。
2011年の創業から14年以上にわたりIT・インターネット業界の転職支援を続けており、求人数は公開・非公開あわせて46,000件以上(2026年7月時点)となっています。
業界専門知識を持つキャリアアドバイザーが100名以上在籍しており、エンジニア・デザイナー・ディレクターなど幅広い職種の転職支援を行っています。
私がGeeklyを実際に使って感じたこと
ここからは、2回目の転職活動でGeeklyを使ったときに実際に起きたことを書きます。サービス紹介の記事では出てこない部分だと思うので、判断材料にしてください。
最初に登録したエージェントがGeeklyだった
2回目の転職活動を始めたとき、最初に登録したのがGeeklyでした。1回目はマイナビITエージェントとリクルートエージェントという総合型を使っていました。
登録後の流れは他社と大きく変わりません。面談で希望条件をすり合わせ、そこから求人が紹介されてきます。
社内SEを志望していたため、途中でdodaを併用した
合わなかった点も書きます。当時の私は社内SEを目指していたのですが、Geeklyの紹介求人に社内SEが少なかったため、途中でdodaにも登録しました。
ただし補足すると、これはGeeklyの弱点というより、志望職種とのミスマッチだったと思っています。社内SEの求人はそもそも市場全体で多くなく、総合型のdodaに移ってからも状況は大きく変わりませんでした。
Geeklyが強いのはIT・Web・ゲーム業界の開発職です。そこを狙うなら合いますが、職種を広く見たい場合は総合型を併用した方が良い、というのが実際に使って出した結論です。
エージェント選びで一番大事なのは、知名度よりも「自分の志望職種の求人を持っているか」だと思います。
1社で完結させようとせず、最初から2社くらい登録して比べるのがおすすめです。
面談は最初に1回、その後は週1回ほどの連絡
面談は最初に1回だけで、そこで希望条件をすり合わせます。その後は週1回ほど状況確認の連絡が来るという流れでした。これはGeeklyに限らず、私が使った4社(Geekly・doda・マイナビITエージェント・リクルートエージェント)すべてでほぼ同じです。
「電話が多くてしつこい」という評判を見かけることがありますが、私の場合は週1回ほどの状況確認でした。感じ方には個人差があると思います。
書類添削はほとんど指摘がなかった
期待していたのに拍子抜けだったのが書類添削です。どのエージェントもほぼ指摘がなく、実質的な添削は受けられませんでした。これもGeeklyだけの話ではなく、使った4社すべてで同じ感想です。
ですので、職務経歴書は自分で仕上げるつもりで臨んだ方が良いと思います。エージェントに丸投げする前提で予定を組むと、想定より時間が足りなくなります。
なお面接対策については、私が希望しなかったため実施していません。模擬面接は依頼すればやってもらえるので、必要なら自分から申し出ましょう。
助かったのは「連絡の代行」と「企業情報」
逆に、使って良かったと感じたのは次の2点です。
- 書類選考以降のやり取りを代行してもらえる:日程調整や結果連絡を自分でやらずに済むので、働きながらの転職活動ではかなり楽になります
- 企業情報や過去の面接情報をもらえる:個人では集めにくい情報で、面接準備の質が変わります
逆に負担だったのは、希望と違う求人の紹介も多く、選定に疲れることです。すべてに目を通そうとすると消耗するので、条件は早めに絞って担当者に伝えた方が良いと思います。
最終的にはエージェント経由では決まらなかった
正直に書くと、2回目の転職で入社した企業は、エージェント経由ではなく自分で直接応募した企業でした。社内SEの求人を探している途中で、以前から気になっていたSIer企業がAI駆動開発の求人を出しているのを見つけ、そこに直接応募して入社しています。
ただし誤解のないように書いておくと、1回目の転職はエージェント経由で決まっており、4社から内定をいただいています。エージェントが役に立たないという話ではまったくありません。
2回とも使ってみて言えるのは、紹介される求人を待つだけにしない方が良いということです。エージェントで市場の相場感と企業情報を集めながら、自分でも気になる企業を追いかけておく。この2本立てにしておくと、結果的に選択肢が広がると思います。
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Geeklyの特徴
Geeklyの特徴は次の4つです。公表されているデータと、実際に使った私の実感を並べて書きます。
- IT・Web・ゲーム業界特化の圧倒的な求人数
- 平均年収アップ額84万円
- 書類通過率1.5倍の応募サポート
- 資格を転職活動でのアピール材料にできる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
IT・Web・ゲーム業界特化の圧倒的な求人数
Geeklyが扱う求人はIT・Web・ゲーム業界に特化しており、公開求人・非公開求人をあわせて46,000件以上を保有しています(2026年7月時点)。
業界特化型のため、一般的な総合型転職エージェントよりも専門性の高い求人紹介や、業界特有の選考ポイントを踏まえたアドバイスが受けやすいのが特徴です。
ただし私が実際に経験したとおり、社内SEのような開発職以外の職種を狙う場合は、紹介される件数が減ります。「求人数が多い」は職種によって体感が変わるということは、頭に置いておいた方が良いと思います。
平均年収アップ額84万円
Geekly利用者の平均年収アップ額は84万円となっています。
業界の給与相場を熟知したアドバイザーが、経験・スキルを適切に企業へ伝えたうえで年収交渉をサポートしてくれるため、自己応募よりも高い条件での転職を狙いやすくなります。
この数値については、私はGeekly経由で入社していないため実体験としては語れません。ただ、面談で自分の市場価値の相場感を聞けたこと自体は役に立ちました。今の年収が相場に対して高いのか低いのかが分かるだけでも、面談を受ける価値はあると思います。
書類通過率1.5倍の応募サポート
履歴書・職務経歴書の添削サポートにより、書類通過率が1.5倍になるというデータが公開されています。
ここは正直に書きます。私が受けた範囲では、書類への具体的な指摘はほとんどありませんでした。これはGeeklyだけでなく使った4社すべてで同じだったので、エージェント共通の傾向だと思っています。
ですので、書類は自分で仕上げるものと考えたうえで、サポートは「添えられれば得」くらいに見積もっておくのが現実的です。添削を強く受けたい場合は、面談の時点で「具体的に指摘してほしい」と自分から依頼しましょう。
資格を転職活動でのアピール材料にできる
Geekly自体が資格保有を必須条件としているわけではありませんが、実務経験がまだ少ない・浅い方にとって、AWSやOracle、情報処理技術者試験などのIT資格の取得は、学習意欲や基礎知識を裏付ける材料としてアドバイザーに伝えやすい情報になります。
「実務未経験だが資格は取得済み」「今の職種から別のIT職種へキャリアチェンジしたい」といった相談も、面談時に取得資格や学習中の内容を具体的に伝えることで、より適した求人紹介につながりやすくなります。
私自身の経験でも、面接で資格について聞かれたときに問われたのは資格の難易度ではなく、「なぜその資格を取ったのか」でした。資格名を並べるだけでなく、取得の目的を自分の言葉で説明できるように準備しておきましょう。
利用の流れ
Geeklyの転職支援は、次の5ステップで進みます。
- 無料会員登録(約30秒)
- キャリアアドバイザーとの面談(対面・オンライン対応)
- 希望条件に沿った求人紹介
- 応募書類の作成・面接対策サポート
- 内定・条件交渉・退職手続きのフォロー
面談はオンラインにも対応しているため、地方在住の方や在職中で時間の確保が難しい方でも利用しやすくなっています。
実際に進めた感覚では、2の面談は最初の1回だけで、そこから先は週1回ほどの状況確認の連絡を受けながら3〜5を進めていく形になります。面談で条件を伝えきれないと、その後に紹介される求人がずれていくので、面談前に「譲れない条件」を3つほど言語化しておくと後が楽です。
利用する前に知っておきたい注意点
Geeklyを利用するにあたって、事前に知っておきたい点もあります。
- 電話での連絡が多いと感じる利用者もいる
- 求人は東京・大阪が中心で地方求人はやや少ない
- 実務経験・スキルが少ないと紹介できる求人が限られる場合がある
- 開発職以外(社内SEなど)を志望する場合は紹介数が減ることがある
1点目について、私の場合は週1回ほどの状況確認でした。感じ方には個人差があるので、気になる場合は面談の時点で連絡手段と頻度の希望を伝えておくと良いと思います。
2点目については、公式サイトでは全国のエリアに対応していると案内されています。そのうえで、勤務地の希望が首都圏・関西以外にある場合は、面談の前に希望エリアの求人がどの程度あるかを確認しておくのが確実です。
3点目については、実務未経験の方は資格取得の経緯や独学で取り組んだ内容を面談前に整理しておくと、アドバイザーに強みを伝えやすくなります。
4点目は私が実際にぶつかった点です。Geeklyだけで完結させようとせず、志望職種によっては総合型エージェントを併用することを前提に考えておきましょう。
Geeklyが向いている人・向いていない人
実際に使った経験を踏まえると、向き不向きははっきり分かれます。
向いている人
- IT・Web・ゲーム業界の開発職を狙っている方
- IT資格を取得済み・学習中で、実務経験を活かしてキャリアアップしたい方
- 年収アップを目指して転職活動をしたい方
- 働きながら転職活動をするため、選考の連絡を代行してほしい方
総合型エージェントの併用をおすすめする人
- 社内SEなど、開発職以外の職種も候補に入れている方
- 業界を問わず幅広く求人を見比べたい方
- 勤務地の希望が首都圏・関西以外にある方
私は社内SEを志望していたため後者に当てはまり、途中でdodaを追加登録しました。「Geeklyか総合型か」ではなく「Geeklyを軸にしつつ、職種の幅に応じて総合型を足す」と考えるのが、実際に使ってみた結論です。
そしてどのエージェントを使う場合でも、紹介される求人を待つだけにしないこと。自分でも企業を探し続けた方が、結果的に納得できる選択ができると思います。
よくある質問
Q. 実務未経験でも利用できますか?
A. 利用は可能ですが、Geeklyは経験者向けの求人が中心のため、実務未経験の場合は紹介できる求人が限られることがあります。資格取得の経緯や学習内容を具体的に伝えることで、相談の幅が広がる場合があります。
Q. 相談・利用は無料ですか?
A. 会員登録から求人紹介、内定後のサポートまで、Geeklyのサービスはすべて無料で利用できます。
Q. 面談はオンラインでも対応していますか?
A. オンライン面談に対応しているため、地方在住の方や在職中で時間の確保が難しい方でも利用しやすくなっています。
Q. 面談は何回くらいありますか?
A. 私の場合は最初に1回だけでした。その後は週1回ほど状況確認の連絡が入り、そこで求人の相談や進捗共有をする流れです。
Q. 他の転職エージェントと併用してもいいですか?
A. 併用して問題ありません。私自身、2回の転職活動でいずれも2社を併用しています。特に開発職以外の職種も候補に入れている場合は、総合型エージェントを併用した方が求人の幅が広がります。
さいごに
IT・Web・ゲーム業界特化の転職エージェント「Geekly」について、実際に使った感想を交えて紹介しました。
私自身はGeekly経由で転職していませんが、それは志望していた社内SEという職種とのミスマッチが理由でした。IT・Web・ゲーム業界の開発職を狙うならGeekly、職種を広く見たいなら総合型を併用する。これが2回の転職活動で4社のエージェントを使って出した結論です。
そして、どのエージェントを使うにしても紹介される求人を待つだけにしないこと。面談で得られる市場の相場感と企業情報を使いながら、自分でも企業を探し続けましょう。
AWSやOracle、情報処理技術者試験などのIT資格を取得済み・学習中で、次のキャリアを考え始めた方は、まず無料の面談で今の自分の市場価値を確かめるところから始めてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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※本記事の情報は2026年8月時点のものです。筆者の利用体験は2回目の転職活動時のものであり、サービス内容・求人状況は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。
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