この度、転職活動を行い、希望していた企業に転職(見込み年収80万UP)することが出来ましたので、その体験についてお伝えしたいと思います。
特に資格取得に力を注いできた部分を評価して頂く機会は多くあり、4つの企業様より内定を頂き、比較検討した結果、納得できる企業への入社を実現することが出来ました。
エンジニアに資格が必要か気になる方も多いのではと思いますが、今回転職活動をして感じたのは、企業側も判断材料として、持っている資格を見ている企業は多く、間違いなくプラスになる点として評価していました。
もちろん今までの経験部分も重要となるので、職務経歴書の作成や面接対策を十分に行う必要があります。
転職エージェントは「マイナビITエージェント」と「リクルートエージェント」に登録し、転職活動における支援を実施して頂きました。
転職エージェントの利用方法についても、この後お伝えしたいと思います。
転職前の経歴
転職前の経歴としては以下のようになります。会社での評価も同じ職位の中では高い方でしたが、特段何かに優れた知識、技術を持っている訳ではなかったです。
・大卒で1000名規模のSIerに入社し、7年目
・WEBアプリケーションの開発プロジェクトがメイン(一次請け、二次請けが半々)
・設計、PG、テスト、運用工程の経験あり(リーダ経験も3年ほどあり)
・資格取得(Java Gold、AWSソリューションアーキテクトプロフェッショナル等)
これまでの経歴と保有資格の一覧は、著者プロフィールにまとめています。
転職歴はない状態でしたが、4年目の時に転職活動を行いましたが、内定を頂くことが出来ず、途中で転職活動を終えたことがあります。
この時は、転職活動に対するかける時間が少なく、面接にどんどん落ちていくため、モチベーションも下がっていき、途中で挫折してしまう経験がありました。
その時の失敗から、今回の転職活動では、準備・対策をしっかり行うためにも、集中した時間の確保を行いました。
具体的な内容については次の章にて、まとめたいと思います。
転職活動で失敗した経験が数年後に活きたので、早いうちに一度転職活動にチャレンジしてみるのを良いと思います。
自分自身に足りない知識、技術を転職活動を通して知れるので、そこを克服できれば、次の転職活動では成功に近づきます。
転職活動の内容
転職するきっかけとしては以下のような理由がありました。
- 長時間労働の常態化(40時間の平均残業、多い時は80時間超過)
- 管理業務の増加(進捗報告会、資料作成等)
- 業務以外の活動無し
転職活動の進め方ですが、以下のような順番で進めました。
①転職エージェントへの登録・面談(マイナビITエージェントとリクルートエージェント)
②履歴書、職務経歴書の作成
③応募する企業の選定・書類選考
④面接・内定
職務経歴書を作る過程で、将来どのようなスキルを身につけていくのかを改めて考えました。このときに意識したのが、キャリアの軸を今の延長線上だけで考えないということです。
その結果として、未経験だったSAPの領域にチャレンジすることを決めました。目の前の条件だけで選ばず、将来の選択肢が広がる方を選んだ形になります。
転職における資格の重要性
転職活動を通して感じたのは、資格は「持っているかどうか」よりも「なぜ取ったのか」を見られるということです。ここでは、内定をいただいた4社の選考で実際にあったやり取りをもとに、資格がどこで効いて、どこでは効かなかったのかをお伝えします。
面接で聞かれたのは「なぜ取ったのか」
内定をいただいた4社すべてで、資格についての質問がありました。ただし聞かれたのは資格の内容や難易度ではなく、どのような目的で取得したのかという点です。
私は「自身のスキルアップと、業務で活かせる知識が身につくから」と回答しました。資格の勉強が業務とつながっていることを自分の言葉で説明できるかどうかが見られていたのだと思います。
逆に言えば、取得の目的を説明できない資格は、職務経歴書に並べても効果が薄いです。資格を取るときから「これを何に使うのか」を意識しておきましょう。
AWS認定は加点が明確、特にプロフェッショナル
効果がはっきりしていたのはAWS認定資格です。AWS系の業務に就く前提の選考では、資格は確実に加点されている感触がありました。中でもプロフェッショナルレベルは反応が違います。
私はJava GoldとAWS認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル(AWS SAP)の両方を持った状態で選考を受けましたが、面接官の反応が明らかに良かったのはAWS SAPの方でした。同じ上位資格でも、応募先の事業領域に近い資格ほど効きます。
▼AWS SAPが転職でどう評価されたかはこちら▼


AWS以外の選考でも、別の形で効いた
意外だったのは、AWSと関係のない選考でも資格が効いたことです。
私が実際に入社したのはSAPコンサルタントの職種で、SAPは完全に未経験でした。それでも評価されたのは、資格を取り続けてきたこと自体が「キャッチアップする力」の証明として見られたからです。
未経験の領域に移る場合、実務経験では勝負できません。そこをポテンシャルでカバーする材料として、資格の取得実績が働いたのだと思います。畑違いの転職ほど資格が効く場面があるというのは、実際に経験するまで想像していませんでした。
資格だけで評価されるわけではない
一方で、資格だけで転職が決まることはありません。選考の中心はあくまで業務経験です。
特に年代にもよりますが、リーダー経験の有無は必ず問われました。私の場合は3年ほどのリーダー経験があり、そこが業務経験側の評価につながっています。
資格は「業務経験の評価に上乗せするもの」と考えておくのが実態に近いと思います。まず職務経歴書で語れる経験を用意したうえで、資格を足していきましょう。
▼Java資格は転職で評価される?合格後の活かし方はこちら▼


転職エージェントの利用方法
私は転職活動を2回しています。1回目はマイナビITエージェントとリクルートエージェント、2回目はGeeklyとdodaを利用しました。使ってみて分かったエージェントごとの違いと、使い分けをお伝えします。
1回目:リクルートは求人数、マイナビは担当者
1回目はリクルートエージェントとマイナビITエージェントの2社に登録しました。
求人数と管理システムの使いやすさは、リクルートエージェントが一番でした。一方で面接以降はマイナビITエージェント中心に進めています。理由は単純で、担当者が自分に合っていたからです。
エージェントは会社の知名度で選びがちですが、実際に差が出たのは担当者との相性でした。まず複数社に登録して、合う担当者が見つかったところに絞るのが良いと思います。
2回目:Geeklyから始めてdodaを追加した
2回目の転職では、IT・Web・ゲーム業界に特化したGeeklyを最初に使いました。
ただ、このときの私は社内SEを目指していたため、途中でdodaにも登録しています。Geeklyの求人に社内SEが少なかったからです。
補足すると、これはGeeklyの弱点というより志望職種とのミスマッチでした。社内SEの求人自体が市場全体で多くなく、dodaに移ってからも状況は大きく変わっていません。結果としてそのままdodaで面接を進めました。
IT・Web・ゲーム業界の開発職を狙うならGeekly、職種の幅を広く見たいなら総合型を併用する、という使い分けになると思います。
▼IT特化型エージェントGeeklyの特徴はこちら▼


最終的に入社したのは、自分で見つけた企業だった
結果からお伝えすると、2回目の転職で入社したのは、エージェント経由ではなく自分で直接応募した企業でした。
社内SEの求人を探している途中で、以前から気になっていたSIer企業がAI駆動開発の仕事を募集していることを知り、そこに直接応募して入社を決めています。当初の志望だった社内SEとは違う着地ですが、転職活動を進めるうちに、自分が本当にやりたいことがはっきりした結果でした。
▼SAPコンサルからAIエンジニアへ転職した経緯はこちら▼


誤解のないように書いておくと、1回目の転職はエージェント経由で決まっています。エージェントが役に立たないという話ではありません。
ただ、紹介される求人を待つだけにしない方が良いのは確かです。エージェントで市場の相場感をつかみながら、自分でも気になる企業を追いかけておく。この2本立てにしておくと、結果的に選択肢が広がると思います。
登録から内定まで、実際にやってもらえること
流れは2回ともほぼ同じでした。
- 面談:最初に1回。ここで希望条件をすり合わせる
- 応募先の決定:紹介された求人から、選考を受ける企業を決める
- 進捗の確認:週1回ほど、状況確認の連絡がある
期待外れだったのは書類添削です。どのエージェントもほぼ指摘がなく、実質的な添削は受けられませんでした。職務経歴書は自分で仕上げるつもりでいた方が良いです。
面接対策については、私は希望しなかったため実施していません。模擬面接は依頼すればやってもらえるので、必要なら自分から申し出ましょう。
エージェントの価値は「情報」と「連絡の代行」
使ってみて価値を感じたのは次の2点です。
- 書類選考以降のやり取りを代行してもらえる:日程調整や結果連絡を自分でやらずに済むので、働きながらの転職活動ではかなり楽になります
- 企業情報や過去の面接情報をもらえる:個人では集めにくい情報で、面接準備の質が変わります
逆に負担だったのは、希望と違う求人の紹介も多く、選定に疲れることです。すべてに目を通そうとすると消耗するので、条件は早めに絞って担当者に伝えた方が良いと思います。
4年目の転職活動が失敗した理由
冒頭でお伝えしたとおり、私は4年目のときにも転職活動をして、内定を得られないまま終えています。
このときもリクルートエージェントを使っていました。つまり、エージェントを使ったかどうかが結果を分けたわけではありません。
差が出たのは準備です。自己分析と企業分析に時間を使えていなかったことが失敗の原因でした。エージェントからは企業情報も面接情報ももらえていたのに、それを活かす時間を取れていなかったのです。
転職エージェントは使った方が良いと思います。ただし、もらった情報を読み込む時間を自分で確保して初めて意味を持ちます。
さいごに
転職活動の経験を今回はお伝えさせていただきました。
ITエンジニアとして、資格取得に限らず、努力してきた姿勢はいつか必ず評価されることになります。
スキルを高める努力を行なっていれば、将来的なキャリアアップには必ず繋がると思います。
将来に向けて何か勉強を始めておきたい方は、資格取得を目指してみるのが良いと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
▼IT特化型エージェントGeeklyの特徴はこちら▼


※本記事の情報は2026年8月時点のものです。各転職エージェントのサービス内容は変更される場合がありますので、最新情報は公式サイトでご確認ください。


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