資格取得をしてみたいと考えている方に教える、社会人になってから難易度の大小はあれど、年間2つ以上の資格取得を続けている筆者が教える資格勉強方法になります。
ポイントは2つありますので、それを意識して取り組めば、資格試験の合格が近づきます。
合格という成功体験がますます今後の勉強意欲につながり、継続的な勉強の習慣化ができるようになると思います。
資格勉強方法のポイント2つ
・勉強計画を立てる
・過去問題集を解きまくる
上記の資格勉強方法のポイント2つについて、具体的に説明します。
勉強計画を立てる
ポイントの1つ目は「勉強計画を立てる」ことです。
資格勉強がうまくいかない人に多く見られるのが、事前に勉強すべき全体を把握できておらず、試験日が来る直前にやれるだけ勉強をして、試験日を迎えたから試験を受けただけみたいな人が多いです。
もちろん、結果として合格する人もいますが、偶然合格だったということもありますし、試験勉強で身に付くはずの知識の定着が弱くなってしまいます。
せっかく貴重な時間を少しでも資格勉強に費やしたのに結果が不合格ではもったいないです。
それなら試験の合格に向けて、計画を立てることを始めにやりましょう。
あとは、計画通りに進めることで試験の合格はかなり近づきます。
勉強計画の立て方についてですが、様々な試験があると思いますが、まずは試験の出題範囲や形式、合格点などの基本情報を把握することと、過去の合格経験者がどのような勉強方法や対策を行って合格したかを調べましょう。
【試験の基本情報】
「試験時間は120分の四肢択一のみ、100問中60問以上の正答率で合格」や「前半60分は四肢択一60問、後半60分は筆記試験が2問でともに60%以上の正答率で合格」など・・・
【合格体験記】
「参考書はこの1冊とWEBも過去問題集を3周して90%正答率まで理解することで、
本番では70%の正答率で合格できました」など・・・
試験の基本情報と過去の合格者の経験をもとに、自分がどのくらいの勉強が必要なのか、勉強タスクを洗い出しましょう。
まずは大きな単位で全体のタスクを確認してみます。
【大きく分けた勉強タスク】
参考書は1冊必要で一通り読んで、再度復習するので2周は必要そうで、過去問題集は過去5回分を3周は必要そうと自分なりに考えます。
続いて、さらにそれぞれの中身を詳細に分けていき、タスクが自分自身が勉強にかける時間が30分から60分程度に収まるような小さなタスクに分割していきます。
【小さく分けた勉強タスク】
参考書は全部で10章あるので、1章ずつにわけて、10タスクとする。さらに2周するので、参考書で20タスクを計画。
過去問題集は1回分を1タスクとして、過去5回分×3周分で15タスクを計画。
あわせて、35タスクが試験合格に向けてすべき勉強方法だと考える。
ここまでで試験合格に必要なタスクを洗い出しできているので、あとは試験日と自分自身が勉強にかけられる時間を鑑みて、勉強スケジュールを作成しましょう。
勉強スケジュールはExcelやGoogleスプレッドシートなどの表形式でみられるソフトを使用して作成します。
縦軸にタスクをすべて書いてみて、横軸に今日から試験日までの日付をすべて入れてみます。
そして、タスクを実施する日付に○を入力してみましょう。
全タスクを実施する日に○が入力されていれば、勉強スケジュールは完成です。
あとは勉強スケジュールの通り、勉強を進めていき、実施した分は●に変えていきましょう。
予定通りには進まず、多少前後することもあるでしょうが、最終的には試験日までにやると決めた全タスクを実施できていれば、OKです。
試験勉強を始める前に勉強スケジュールを立てることは出来ていましたでしょうか。
ここまで目に見える状態で計画を立てることができていれば、あとは進めるだけです。
計画がないと、自分の中でこれぐらいの勉強量で十分かと勝手にやることを減らしてしまったり、モチベーションに左右されてやる気がある時は良かったが、最後まで続かずやる気がなくなったときに全く勉強をやらず、忘れてしまうみたいなことがあります。
はじめにしっかり計画を立てることができれば、勉強を継続して続けることができ、今までは遠かった合格が近づいてくるでしょう。
過去問題集を解きまくる
ポイントの2つ目は「過去問題集を解きまくる」ことです。
資格試験の基本的な攻略法は過去問題集や模擬問題集を解くことにあります。
問題の出題傾向を学びながら、問題を解いて答え合わせをするというアウトプットをすることが脳の記憶に残りやすく、一度少しでも記憶したことを勉強中にまたどこかで見たときに、前も見たから重要だなという形で覚えようとする意識が強く持つことができます。
逆に気をつけてもらいたい勉強方法が参考書の説明を最初にじっくり時間をかけて読むことです。
資格試験の出題範囲を何百ページにもわたって、丁寧に解説されている書籍はたくさんありますし、間違ったような情報は全然書いていません。
だからといって、少しずつ覚えようと読んでいても、なかなか全部は覚えられなくて、進まない、そしてやる気がなくなるみたいなことがよく起こります。
それは実際、初めてみる単語のどこが重要なのかがわからず、読むだけになるので記憶の定着率が弱くなってしまいます。
そのため、参考書の説明を読む場合は1回目はさらっと流し読む感じで全体のイメージをつかむことを目的として、覚えれなくても気にしないようにします。
次に過去問題集を一通り解いてみて、そのあとにもう一度参考書の説明を読んでみます。
すると、問題集で出てきた単語を記憶しているので、その部分の説明が理解しやすく、重要だとわかるので説明を読んだ際に理解の定着につながると思います。
今までの経験から過去問題集は必須の試験勉強になります。
勉強時間のほとんどを問題を解くということに比重を置けるかが、合格への近道です。
最初に紹介した計画を立てる際にも、参考書を読むインプットよりも問題を解くアウトプットの勉強に多く時間をかけることを意識しましょう。
改めてですが、過去問題集を解きまくることが、試験合格の攻略法です。
合格できるかが不安な時は少しでも多くの問題を解くことをしてみましょう。
本番の試験では似たような問題が必ず出題されます。
まとめ
継続的に資格取得を続けてきた筆者が行っている資格勉強のポイントをお伝えしました。
まずは一度、計画を立てて、過去問題に取り組む方法で資格取得を目指してみてください。
合格できれば、また次の計画をすぐに立てられれば、継続的な勉強に取り組めるようになります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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