オラクル認定資格「Java Silver」の対策におすすめの参考書と問題集を、試験バージョン別に6冊紹介させていただきます。
筆者はJava Bronze・Silver・Goldの3つに合格しており、Silverは紫本と黒本の2冊だけで合格しました。その経験をもとに、どの本をどう使えばよいかをお伝えします。
Java Silverの試験は現在SE11(1Z0-815)とSE17(1Z0-825)の2バージョンに分かれており、受験するバージョンによって買うべき本が変わります。この記事を読めば、自分が受ける試験に対応した参考書・問題集がそのまま決まります。
この記事はこんな方におすすめです!
- Java Silverの対策本をどれにするか決めきれていない方
- SE11とSE17で教材が違うことを知らずに本を買いそうな方
- 買った本をどの順番で使えばいいか知りたい方
※本記事の情報は2026年8月時点のものです。最新情報は公式サイトでご確認ください。
【結論】Java Silver対策で買うべき本
詳細は後ほど説明しますが、結論は受験する試験バージョンで決まります。
- SE11(1Z0-815)で受けるなら「紫本SE11」+「黒本SE11」の2冊
- SE17(1Z0-825)で受けるなら「紫本SE17」+「黒本SE17」の2冊
- 演習量を増やしたい方は問題集をもう1冊、コードを書く練習が必要な方は入門書を1冊足す
参考書(紫本)で試験範囲をインプットし、問題集(黒本)で演習する。この2冊構成が基本です。筆者もこの2冊だけで合格しています。
そもそもSE11とSE17のどちらで受けるか決まっていない方は、次の章で違いを説明しますので、そちらを先に読んでみてください。
Java Silverとは
はじめに簡単な資格の説明をさせてもらいます。
「Java Silver」オラクル認定資格の1つであり、Javaアプリケーション開発に必要とされる基本的なプログラミング知識の証明となるベンダー資格です。
Java資格は難易度ごとに、Bronze⇒Silver⇒Goldと3段階になっていますが、Silverは真ん中の中級レベルとなっています。
Java Silverでは継承やインタフェースの概念、ラムダ式などJava中級者レベルの問題が出題されるため、しっかりした試験対策が必要となります。
試験のバージョンは現在、SE11とSE17に対応した試験に分かれています(SE8に対応した日本語試験は2025年7月16日で配信終了となりました)。
認定資格と認定試験の詳細については、以下のOracle University公式サイトを確認しておきましょう。
参考:Java SE 11 認定資格
参考:Java SE 17 認定資格
Java Silverの勉強方法は以下の記事で紹介しています!


SE11とSE17、どちらの教材を買えばいい?
参考書選びで最初につまずくのがここです。Java Silverの参考書・問題集は、試験番号ごとに別の本として出ています。試験番号を確認せずに買うと、出題範囲の合わない本で対策することになります。
ご自身が申し込む試験の番号を、まず確認しておきましょう。
参考:1Z0-815-JPN: Java SE 11 Programmer I (日本語)認定試験について
参考:1Z0-825-JPN: Java SE 17 Programmer I (日本語)認定試験について
SE11(1Z0-815)で受けるなら、この2冊
SE11は市販の対策本が最も充実しているバージョンです。「オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE11(試験番号1Z0-815)」(紫本)と「徹底攻略Java SE 11 Silver問題集[1Z0-815]対応」(黒本)の2冊で対策できます。
筆者が実際に使ったのもこの組み合わせです。演習量を増やしたい方は、後述するスピードマスター問題集を足すとよいと思います。
SE17(1Z0-825)で受けるなら、この2冊
SE17も、紫本・黒本ともに1Z0-825対応版が出版されています。「オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE 17(試験番号1Z0-825)」と「徹底攻略Java SE 17 Silver問題集[1Z0-825]対応」の2冊です。
シリーズも著者も、SE11版と同じ流れをくむ対策本です。SE17で受験するなら、SE11版ではなくこちらを選んでください。
SE11の本でSE17は受けられる?
おすすめしません。Javaのバージョンが上がると言語仕様そのものが変わるため、出題範囲も対応バージョンごとに設定されています。SE11の本にはSE17で追加された内容が載っていません。
「手元にSE11の本があるからこれで受けよう」という進め方はやめて、受ける試験を先に決めて、その試験に対応した本を買うという順番にしましょう。出題範囲は上記の公式ページで確認できます。
どちらの試験で受けるか自体を迷っている方へ
試験バージョンの選び方や、難易度・勉強時間の目安は、勉強方法をまとめた記事のほうで詳しく書いています。
▼Java Silverの難易度・勉強時間・勉強方法はこちら▼
Java Silver SE11の難易度は?勉強時間100時間で合格した体験談と勉強法
Java Silverに過去問はある?
結論から書くと、オラクル認定資格は過去問題が公開されていません。情報処理技術者試験のように、公式が過去の本試験問題を配布する仕組みがないためです。
そのため市販の問題集が、実質的な過去問の代わりになります。「過去問を探す」のではなく「問題集をやり込む」に置き換えて考えるのが、この試験の正しい対策です。
逆に気をつけてもらいたいのが、出所の分からない問題サイトを頼りにすることです。対応バージョンが書かれていないものも多く、SE11とSE17が混ざった状態で覚えてしまうと、本番で判断に迷う原因になります。
Java Silver対策本6冊の比較
この記事で紹介する参考書3冊・問題集3冊の役割の違いを、先に一覧で確認しておきましょう。それぞれの詳しい内容は、表の下で1冊ずつ解説します。
| 書名 | 対応試験 | 種別 | 通称 | 特徴 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|---|---|
| オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE11(試験番号1Z0-815) | SE11 | 参考書 | 紫本 | 初学者向けの丁寧で豊富な解説。練習問題と模擬試験もついている | SE11を受験し、最初に試験範囲をひと通りインプットしたい人 |
| オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE 17(試験番号1Z0-825) | SE17 | 参考書 | 紫本のSE17版 | 紫本シリーズのSE17対応版。試験範囲の解説に加えて模擬試験2回分を収録 | SE17を受験し、教科書として1冊目を選びたい人 |
| 新・解きながら学ぶJava | 共通(試験対策本ではない) | 参考書 | — | 実際にプログラムを書いて動かしながらJavaのスキルを習得できる | コードを読み解く問題に不安があり、Javaのプログラミングに慣れたい人 |
| 徹底攻略Java SE 11 Silver問題集[1Z0-815]対応 | SE11 | 問題集 | 黒本 | 試験レベルの問題数が多く解説も充実。1冊で試験範囲を網羅的に学習できる | SE11の全受験者(試験対策として必須の1冊) |
| 徹底攻略Java SE 17 Silver問題集[1Z0-825]対応 | SE17 | 問題集 | 黒本のSE17版 | 黒本シリーズのSE17対応版。分野別の問題と模擬試験2回分で演習できる | SE17の全受験者(試験対策として必須の1冊) |
| オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE11 スピードマスター問題集(試験番号1Z0-815) | SE11 | 問題集 | 紫本の問題集版 | 頻出分野の問題と解説が充実。サンプルコードも提供される | 紫本で学んだうえで、さらに演習量を積みたい人 |
参考書
おすすめの参考書は次の3冊となります。
オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE11(試験番号1Z0-815)
おすすめ参考書の1冊目は「オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE11(試験番号1Z0-815)」です。
Java資格対策本として実績があり、通称「紫本」と呼ばれています。
数多くのJava資格対策本を書かれている著者の分かりやすい解説が特徴であり、初学者でも理解できるように丁寧で豊富な解説が載っています。
解説だけでなく、試験対策の練習問題と模擬試験もついているので、理解度の確認も問題を解くことで図ることができます。
教科書としての利用に最適であり、SE11を受験する方が最初に読んでおくべきおすすめの1冊になります。
オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE 17(試験番号1Z0-825)
おすすめ参考書の2冊目は「オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE 17(試験番号1Z0-825)」です。
先ほどの紫本のSE17対応版にあたる参考書で、翔泳社のEXAMPRESSシリーズから出ています。
SE11版と同じく試験範囲の解説が章立てで並び、巻末とウェブダウンロードで模擬試験が2回分用意されています。SE17で受験する方の1冊目として選べます。
なお筆者が受験したのはSE11のため、SE17版については書籍の位置づけまでの紹介にとどめます。中身の詳しさは公式の書籍ページで確認してみてください。
参考:翔泳社の書籍ページ
新・解きながら学ぶJava
おすすめ参考書の3冊目は「新・解きながら学ぶJava」です。
こちらは試験対策本ではなく、Javaのプログラミングを学ぶための1冊になります。
実際にプログラムを書いて動かしながら、Javaのスキルを習得できるのが特徴です。Java Silverはコードを読み解く問題が中心のため、コードそのものに慣れていないと問題文の意味を取るところでつまずきます。
Javaに触れた経験が浅く、コードを読むこと自体に不安がある方におすすめの1冊です。試験対策本の前に手を動かしておくと、紫本の解説がすんなり入ってきます。
問題集
おすすめの問題集は次の3冊となります。
徹底攻略Java SE 11 Silver問題集[1Z0-815]対応
おすすめ問題集の1冊目は「徹底攻略Java SE 11 Silver問題集[1Z0-815]対応」です。
試験対策の定番シリーズであり、通称「黒本」と呼ばれています。
試験に出題されるレベルの問題を多く解くことができ、問題を解きながら試験対策が行えます。
特徴としては問題数の多さだけでなく、解説が充実していることを挙げられます。
この1冊だけでも、試験範囲を網羅的に学習できる、理解度を高めることが出来る内容となっています。
試験対策としては必須となるため、SE11の全受験者におすすめの1冊となります。
徹底攻略Java SE 17 Silver問題集[1Z0-825]対応
おすすめ問題集の2冊目は「徹底攻略Java SE 17 Silver問題集[1Z0-825]対応」です。
黒本のSE17対応版にあたる問題集で、インプレスの徹底攻略シリーズから出ています。
第1章から第6章までが分野別の問題、第7章と第8章が模擬試験2回分という構成です。過去問が公開されていない以上、SE17で受験するなら演習の軸はこの1冊になります。紫本SE17とセットで用意しておきましょう。
参考:インプレスの書籍ページ
オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE11 スピードマスター問題集(試験番号1Z0-815)
おすすめ問題集の3冊目は「オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE11 スピードマスター問題集(試験番号1Z0-815)」です。
紫本の問題集版となり、本番を想定した練習問題と模擬試験を解いて試験対策を行うことができます。
特に試験に頻繁に出題される分野の問題と解説が充実しており、重要個所を重点的に学習することができます。
サンプルコードも提供されており、実践的な学習で理解度を定着させることができるのも特徴の1つです。
黒本を終えたうえで、さらに問題演習を積みたい方におすすめの1冊となります。
参考書と問題集の使い方(合格までの3ステップ)
本を買っただけでは点数は伸びません。筆者が実際にやっていた進め方を3ステップで紹介します。
- ステップ1:紫本を1周して、試験範囲の全体像をつかむ
- ステップ2:黒本を、9割以上正解できるようになるまで繰り返す
- ステップ3:間違えた分野だけ紫本に戻って読み直す
ステップ1では、理解しきれない箇所があっても止まらずに読み進めます。Java Silverは実際に問題を解いてはじめて理解が進む試験なので、1周目は「どんな分野が出るのか」を把握できれば十分です。
ステップ2が対策の中心になります。1周目は正答率が低くて当たり前なので、間違えた問題に印を付けながら、同じ本を何周も解いてください。新しい問題集に手を広げるより、1冊を解ききるほうが確実に伸びます。
ステップ3では、間違えた分野だけを紫本で読み直します。全部読み返す必要はありません。「解けなかった問題の周辺だけ」に絞ることで、限られた時間を弱点に使えます。
逆に気をつけてもらいたいのが、参考書の説明を最初にじっくり時間をかけて読み込むことです。読んでいる時間は理解した気になれますが、Java Silverはコードの動きを問われる試験なので、問題を解かないまま進めても点数につながりません。
1冊を完璧にするほうが、何冊も買うより近道です!
よくある質問(FAQ)
参考書と問題集は何冊必要ですか?
基本は参考書1冊+問題集1冊の計2冊です。 筆者もSE11を紫本と黒本の2冊で合格しました。コードを書いた経験が浅い方は入門書を、演習量を増やしたい方は問題集をもう1冊足す、という考え方で足りると思います。
黒本1冊だけで合格できますか?
黒本は解説が充実しているため、すでにJavaで開発した経験がある方なら1冊でも対応できます。ただしJavaに触れた経験が浅い方には、問題集だけで文法から理解するのは負担が大きいと思います。紫本で全体像をつかんでから黒本に入るほうが結果的に早いです。
紫本と黒本、どちらから買うべきですか?
同時に買ってしまって問題ありません。使う順番は紫本→黒本ですが、黒本に入るのが早いほど点数は伸びます。 紫本を読み終えてから買おうとすると、その分だけ演習の開始が遅れてしまいます。
Bronzeの参考書から始めるべきですか?
プログラミング自体がはじめての方は、Bronzeから入ると挫折しにくいです。BronzeはJavaの基本文法が中心で、Silverの土台になります。Bronze対策本はJava Bronze対策のおすすめ参考書と問題集で紹介しています。
すでに実務や学習でJavaのコードを書いたことがある方は、Bronzeを飛ばしてSilverから受けて問題ありません。
参考書代・受験料をかけたくない未経験の方へ
Java Silverは参考書と問題集の2冊に受験料が加わるため、未経験の方にとっては負担の大きい出費になります。これからITエンジニアとして就職したい方であれば、教材と研修が無料で用意されている選択肢もあります。
「ProgrammerCollege」は、研修と就職支援がセットで完全無料の就活塾です。Java BronzeまたはSilver SE17を取得して入社が決まった場合は、受験料も全額負担されると案内されています。参加対象は30歳までのため、当てはまらない方は本記事で紹介した参考書と問題集で対策を進めましょう。
【未経験からプログラマ】完全無料であなたの就職をサポートさいごに
Java Silver対策のおすすめ参考書と問題集を、試験バージョン別に6冊紹介させていただきました。
買うべき本は、受ける試験がSE11かSE17かで決まります。 試験番号を先に確認して、それに対応した紫本と黒本を用意する。ここさえ間違えなければ、対策本選びで迷うことはありません。
私が試験勉強として使用していたのは「オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE11(試験番号1Z0-815)」と「徹底攻略Java SE 11 Silver問題集[1Z0-815]対応」の2冊でした。
内容を理解できるまで何度も取り組めれば、試験に合格できる知識は必ず身に付きます。Silverに合格したら、次はGoldに挑戦してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
▼私が使用したのは以下2冊です▼
参考書と問題集のほかに、動画で学ぶという方法もあります。動画で学びたい方は、UdemyのJava講座おすすめランキング11選|Java資格3つ合格者が目的別に比較で目的別に講座を紹介しています。
▼Bronze・Silver・Goldの難易度の違いはこちら▼
Java資格の難易度はどれくらい?Bronze・Silver・Goldをレベル別に比較
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