「オラクルマスターSilver DBAには合格したけれど、次のGold DBAはどこから申し込めばいいのか分からない」——そんな状態で検索している方は多いのではないでしょうか。Bronze・Silverの申し込み画面は覚えていても、久しぶりに開くCertViewの操作を思い出せなかったり、テストセンターとオンライン受験のどちらを選ぶべきか迷ったりするのは自然なことです。本記事は、Oracle認定資格を複数取得してきた筆者が、実際にGold DBAへ申し込んだ経験とOracle公式サイト・CertView・Pearson VUEで確認できる一次情報を突き合わせて、アカウント作成から試験当日までの流れを順番に整理したものです。受験料などの変動する金額は本文には記載せず、公式サイトの確認先を案内します。
この記事はこんな方におすすめです!
- Silver DBAに合格し、Gold DBAの申し込み方法を探している方
- Bronze・Silverの時と申し込み方法が変わるのか不安な方
- テストセンターとオンライン受験のどちらを選べばいいか迷っている方
結論:Gold DBAの申し込みはCertView→Pearson VUEの3ステップ
先に結論からお伝えすると、Gold DBAの申し込みの流れ自体は、これまでBronze・Silverで経験した手順とほぼ同じです。詳細は後ほど説明しますが、大きな流れは次の3ステップにまとめられます。
- ①Oracleアカウントを作成し、CertViewにログインする(Bronze/Silver受験時のアカウントがあればそのまま使えます)
- ②CertViewから「ピアソンVUEサイト」(Oracle試験の配信を担う試験実施会社)へ移動し、Gold DBAの試験を選択する
- ③テストセンターまたはオンライン受験を選び、日時を確定する
操作の画面自体はSilver・Bronzeと共通ですが、Gold DBAは「前提資格(Silver DBAの合格)を保有していること」がOracleの認定要件になっている点が固有のポイントです。この記事では、この認定要件の確認方法を含めて、申し込みから受験当日・合格発表までを順番に解説します。
読者の悩み:Silver合格後、次に何をすればいいか分からない
Silver DBAに合格した直後は、達成感と同時に「次は何をすればいいのか」という戸惑いが出てくるものだと思います。特につまずきやすいのは次の3点です。
- Gold DBAの申し込み画面がどこにあるのか分からない
- Bronze・Silverの時と申し込み方法が変わるのか不安
- テストセンターとオンライン受験、どちらを選べばいいか分からない
結論から言うと、操作の流れ自体は変わりません。ただし、Gold DBAには認定要件の確認という一手間が加わるため、次の見出しから順に確認していきましょう。
Gold DBA受験に必要な準備(前提条件の確認)
Oracle公式サイトによると、ORACLE MASTER Gold DBA 2019として認定されるには、10g以降のSilver資格を保有していること(ただしORACLE MASTER Silver SQL 2019を除く)が条件になっています。これは「試験を予約できるかどうか」の受験資格ではなく、「合格後にGold DBAとして認定されるかどうか」の条件である点に注意してください。Oracle公式が規定しているのは認定の条件であり、予約時の受験資格制限については公式サイトに明記がありません。前提資格を満たしていない場合は、申し込み前にOracle公式またはPearson VUEに確認してください。
この条件から、Bronzeのみの合格やSilver SQL 2019のみの合格では、Gold DBA 2019の認定要件を満たしません。自分がどの資格に合格しているかを、次の表で確認しておきましょう。
| 保有資格 | Gold DBA 2019の認定要件を満たすか |
|---|---|
| Silver DBA(10g以降の各バージョン) | 満たす(1Z0-083-JPN合格とあわせて認定される) |
| Silver SQL 2019のみ | 満たさない(公式に対象外と明記されている) |
| Bronzeのみ | 満たさない |
| Goldの旧バージョンなど | 公式サイトで個別に要確認 |
なお、新しい26ai版のGold DBA(1Z0-183-JPN)の前提資格については、2026年9月時点で本記事が確認できた公式情報の範囲では明記が見当たりませんでした。26ai版を受験する場合は、Oracle公式の試験ページで最新の認定要件を必ずご確認ください。
試験そのものの難易度や勉強方法は本記事では扱いません。学習計画を立てたい場合は、以下の記事もあわせてご覧ください。
▼オラクルマスターゴールドの難易度|Silver合格者の次の一手▼
CertViewで前提資格の反映を確認する方法
自分の合格実績は、CertViewの「資格情報」メニューから確認できます。合格した認定資格の一覧がここに表示される仕組みになっているため、Gold DBAを申し込む前に、Silver DBAの合格実績がこの一覧に反映されているかを見ておくと安心です。
合格から反映までにかかる日数は、公式サイトに具体的な記載が見当たりませんでした。Silver DBA合格直後にGold DBAを申し込む場合は、余裕をもって確認してから進めることをおすすめします。一覧に表示されない場合は、思い込みで進めず、CertViewのサポート窓口に問い合わせるのが確実です。
申し込み手順|Oracleアカウント作成からPearson VUEでの予約まで
前提条件を確認できたら、実際の申し込み操作に入ります。Bronze・Silverの申し込み経験がある方は、①のアカウント作成部分は読み飛ばして構いません。
①Oracleアカウント作成・CertViewログイン
Oracleアカウントを未作成の場合は、CertViewのサインイン画面から新規作成します。筆者は会社名・部署名の入力欄に「個人」と入力して申し込みを進めました。登録したメールアドレス宛の認証を済ませたら、CertViewにログインします。
ここでもっとも見落としやすいのが、アカウント情報の氏名表記です。Oracle公式サイトによると、氏名の欄がローマ字表記になっていないと、受験時に本人確認ができず受験できないとされています。すでにBronze・Silverで登録済みのアカウントを使う場合も、CertViewの「アカウント情報」から氏名がローマ字になっているか確認しておきましょう。また、この初回登録の手続きは受験日時の48時間前までに完了させておく必要があるとされているため、直前に慌てないよう早めに済ませておくのが安全です。
②Pearson VUEでの試験選択
CertViewにログインしたら、画面左側のメニューから「ピアソンVUEサイト」を選択し、Pearson VUEのOracle試験申し込みページに移動します。試験を検索する際は、試験名だけでなく試験コードまで確認してから選択するのが安全です。Gold DBAの試験コードはバージョンによって次のように異なります。
| バージョン | 試験コード | 正式名称 |
|---|---|---|
| 2019版 | 1Z0-083-JPN | Oracle Database Administration II |
| 26ai版 | 1Z0-183-JPN | Oracle AI Database 26ai Administration Professional |
どちらを受けるべきかは、学習した教材のバージョンに合わせて選んでください。迷う場合は、上表のリンク先やOracle公式サイトで最新の試験体系を確認しましょう。
③テストセンター/オンラインの選択と日時確定
試験を選択すると、受験方法の選択画面に進みます。Pearson VUE公式サイトによると、Oracleの日本語試験はテストセンターまたはオンライン(OnVUE)の次の2つから選びます。
| 受験方法 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| テストセンター受験 | ピアソンVUEの試験会場に行って受験する。設備・通信環境を自分で用意する必要がない | 自宅の通信環境やPC環境に不安がある人、初めての受験で慣れた環境を選びたい人 |
| オンライン監督試験(OnVUE) | 自宅などから、オンラインで監督者の確認を受けながら受験する | 近くにテストセンターがない人、移動時間を減らしたい人 |
日程変更・キャンセルの可否や当日の環境要件は、方式によって条件が異なります。予約前にPearson VUE公式サイトで最新の条件を確認してください。どちらの方式を選ぶ場合も、自分の受験環境(会場までの移動時間、自宅の通信環境など)と相談して決めましょう。日時を選び、支払い方法を確定すると申し込みが完了します。
受験料の支払い方法と抑え方
受験料は改定されることがあるため、本文には金額を記載しません。最新の金額は、Pearson VUEの予約画面またはOracle公式サイトで確認してください。
支払い方法は、クレジットカード決済のほか、受験チケット(バウチャー)を使う方法があります。受験チケットを使う場合は、申し込みの前にチケットを購入し、番号を用意しておく必要があります。Oracle公式サイトによると、受験チケットには有効期間(6か月)があります。起算日や、期限が予約日・受験日のどちらを基準にするかは、購入時にOracleから届く案内で必ず確認してください。余裕を持ったスケジュールで購入しましょう。受験チケットの具体的な購入手順は、以下の記事で解説しています。
▼Oracle・Java認定資格の受験チケットを楽天で購入する方法▼
Silver・Bronzeとの申し込み方法の違い
ここまで読んでいただくと分かるとおり、CertViewからPearson VUEへ進み、試験を選んで日時を確定するという画面上の操作フロー自体は、Bronze・Silver・Goldで共通です。新しく別のシステムを覚え直す必要はありません。
Goldだけに固有のポイントは、この記事でここまで説明してきた「前提資格(Silver DBAの合格)が認定要件を満たしているか」を意識しておく点です。Bronze・Silverの申し込みでは意識する必要のなかった条件なので、初めてGoldに申し込む方はここだけ押さえておけば十分です。
なお、Javaの認定資格(Java Silver/Bronze/Gold)はOracle Master DBAとは別の資格体系です。Javaの申し込み手順を知りたい場合は、以下の記事を参考にしてください。
▼Java Silver・Bronze・Goldの申し込み手順▼
受験当日の流れと持ち物
予約が完了したら、当日までに準備しておきたいことを確認しておきましょう。もっとも重要なのは本人確認書類です。有効期限内の原本が必要で、コピーやスマートフォン画面のデジタルIDは使えません。必要な点数や有効な書類の種類は試験プログラムごとに異なるため、予約完了メールとPearson VUEの本人確認書類ページで必ず確認してください。
テストセンター受験の場合
試験開始時刻より前に会場に到着し、受付で本人確認を受けてから入室します。持ち物は本人確認書類のみで、私物の持ち込みは基本的に制限されるのが一般的です。会場によって受付開始時刻や案内が異なるため、予約完了メールの記載を確認しておきましょう。
オンライン監督試験(自宅受験)の場合
自宅などから受験する場合は、事前のシステムチェックや周囲環境の確認など、テストセンター受験にはないチェック工程が入ります。チェックイン(本人確認・環境確認)には時間がかかることがあるため、開始時刻ぎりぎりではなく、余裕を持って準備を始めることをおすすめします。通信環境やカメラ・マイクの動作確認は、予約完了後に案内される公式の事前確認手順に沿って行ってください。
合格発表・認定証の確認方法
Oracle公式サイトによると、試験終了後30分以内にCertViewから認定証(eCertificate)をダウンロードできるとされています。反映が遅れる場合もあるため、表示されない場合は時間をおいて再度確認しましょう。合格していれば、CertViewの「資格情報」メニューから認定証をPDFでダウンロードできます。CertViewでの合格確認・認定証発行の詳しい操作手順は、以下の記事にまとめています。
▼Oracle CertViewの使い方|合格発表・認定証の確認方法▼
Gold DBA合格後のキャリアと次の一歩
Gold DBAの取得は、データベースの設計・構築に関するスキルを示す一つの材料になると思います。もちろん資格そのものが実務経験の代わりになるわけではありませんが、面接や職務経歴書で自分の学習範囲を具体的に説明できる材料として活用できる場面は多いはずです。
Gold DBAを取得したタイミングで、実務でのキャリアアップや転職を検討し始める方もいると思います。ITエンジニア向けの転職エージェントを利用すると、資格取得の学習内容を踏まえたうえで、どんな求人が候補になりそうかを相談できます。
まとめ
この記事では、Gold DBAの申し込みを次の3ステップで整理しました。
- ①Oracleアカウント作成・CertViewログイン(氏名のローマ字表記を確認)
- ②Pearson VUEでの試験選択(試験コードまで確認)
- ③受験方法・日時の確定(テストセンターまたはOnVUE)
操作の流れ自体はBronze・Silverと共通です。Goldで唯一気をつけたいのは、前提資格であるSilver DBAの合格について、Oracle公式が認定要件として規定している点で、申し込み前にCertViewで反映状況を確認しておくと安心です。この点さえ押さえておけば、あとはこれまでと同じ手順で予約を進められます。最後までお読みいただきありがとうございました。
※本記事の情報は2026年9月時点のものです。最新情報は公式サイトでご確認ください。


コメント