今回はオラクルマスターブロンズの試験合格に向けた勉強方法・対策についてお伝えします。
オラクルマスターブロンズ(ORACLE MASTER Bronze DBA)の試験内容や合格までに必要な勉強時間の目安、具体的な勉強方法をお伝えし、お読みいただいた方を資格取得まで導きたいと思います。
勉強期間:2か月
勉強時間:100時間
勉強方法:参考書1冊
費用 :36,520円(試験代:32,340円+参考書:4,180円)※割引チケットあり
試験概要
オラクルマスターブロンズの試験ですが、近年試験体系が変わってきており、現時点(2022年7月)での最新版である「ORACLE MASTER Bronze DBA 2019」を解説させていただきます。
一つ前の12cバージョンの試験は2022年8月15日で配信終了となるため、基本的には最新版の2019バージョンで受験してもらうことをおすすめします。
(※10g/11g/12c等の旧バージョンの試験とは異なる箇所がありますので、ご留意ください。)
・試験名 :Bronze DBA Oracle Database Fundamentals
・試験番号:1Z0-085-JPN
・試験日 :年中選択可能
・受験料 :32,340円(税込み)
・受験方式:テストセンター or オンライン
・試験時間:120分
・問題数 :70問
・問題形式:選択式
・合格基準:正答率65%以上
Oracleのベンダー試験はたくさん種類があり、試験名と資格名が一致しないため、ややこしいので間違えないように注意しましょう。
「Bronze DBA Oracle Database Fundamentals(1Z0-085-JPN)」の試験に合格すると、「ORACLE MASTER Bronze DBA 2019」の資格認定がされるという流れになります。
試験によっては日本語版と英語版で分かれており、試験番号の末尾にJPNがついていない試験を選ぶと英語版での受験となります。
今回のブロンズ試験は日本語版のみとなっているので、問題ないと思いますが、シルバー以上の試験を受験するときはお気をつけください。
試験の基本情報をもとにそれぞれ、もう少し説明させていただきます。
試験日
試験日は基本的には年中選択可能なため、いつでも受験可能ですが、テストセンターと監督付きオンライン試験は予約可能な時間帯から選択する必要があるため、希望時間帯の予約が取れない可能性があるため注意が必要です。
試験日を決めた後は早めに受験可能かを確認し、申込をしましょう。
監督なしオンライン試験は都合の良い時間にいつでも受験可能となりますが、「Bronze DBA Oracle Database Fundamentals(1Z0-085-JPN)」の試験は対象外となっています。
受験に掛かる費用
受験料が32,340円(税込み)と後で紹介する参考書が4,180円(税込み)するため、合計36,520円が受験に掛かる費用の目安となります。
ベンダー試験は受験料が高くなる傾向があり、オラクルマスター試験の受験料も高額になっています。
楽天で購入できる「【ピアソンVUE専用】Oracle監督付き試験用受験チケット(電子チケット)」を購入すれば、30,180円で試験を受験できるため、2160円ですがお得に試験を受験することが可能です。
楽天ポイントも貯めることができるため、楽天ポイントカードがある人はさらにお得になります。
試験内容
試験内容はOracleに関する基礎知識を問う問題が出題されます。
SQLについても一部出題されますが、ほとんどがDBAに関わる内容であり、Oracle Enterprise Manager Database ExpressやSQL*Plusの管理ツールの使用方法、インスタンスや記憶域構造の概念、スキーマ・オブジェクトの管理のような問題が出題されます。
オラクルデータベースに触れた経験がない方には最初は難しく感じる用語や概念が多いです。
しかし、勉強すれば、全くの初心者でも独学で十分合格できる試験のレベルだと思います。
試験形式は選択式で、単数選択と複数選択の両方があります。
試験問題の出題形式として、ラジオボタンであれば単数選択、チェックボックスであれば複数選択となっています。
試験対策として、勉強をできていれば、すぐに解答を選択できる問題が多いですが、ひっかけ問題のような誤答を誘うケースもあるので、確実に問題文はすべて読み切ってから解答をしましょう。
考えて解答を導くというよりは、知識を問う問題が多いので、事前にどれだけ勉強できているかが試験合格のカギになります。
試験時間は120分あり、その中で70問の解答となるので、1問あたり1~2分ほど使えることになります。
見直しの時間を含めても、試験時間としては余裕がありますので、落ち着いて取り組みましょう。
勉強方法
資格試験の勉強方法の基本としては過去問を解くことにあるとお伝えしているのですが、Oracle試験全般として、出題された問題は公開されていません。
そのため、過去問を解くという勉強方法はできません。
しかし、出題問題を分析して、模擬問題を解くことができる勉強教材がありますので、そちらを使用することがメインとなります。
参考書
勉強方法として使用する参考書は「オラクルマスター教科書 Bronze DBA Oracle Database Fundamentals」です。
定番の黒本と呼ばれるシリーズであり、最新版の「Bronze DBA Oracle Database Fundamentals(1Z0-085-JPN)」の試験に対応しています。
オラクルに関する説明が丁寧かつ試験で重要となる部分を把握し、手厚く解説されています。
さらに各分野の練習問題に加え、最後に模擬試験1回分が付いており、多くの問題を実践的に解くことができます。
合格するために必須とも言える1冊となります。
参考書を使用した勉強方法としてはシンプルに各分野の説明を読んで知識をインプットし、練習問題を通してアウトプットで知識定着を図るやり方をおすすめします。
各分野の説明が充実しており、ここを理解できていないと実際の試験で躓くことになります。
問題の答えを覚えるだけでなく、この参考書に出てくる内容を全て理解できるように最低3周は取り組むようにしましょう。
①第1章の説明を読み、理解を深める。
②第1章の練習問題を解き、正解・不正解に関わらず、解説を読んで理解する。
③第1章の練習問題の結果から理解できていなかった部分を復習する。
④第2章~第10章までそれぞれ①~③を繰り返す。
⑤模擬試験を解き、正解・不正解に関わらず、解説を読んで理解する。
⑥模擬試験の結果から理解できていなかった部分を復習する。
⑦①~⑥を3周行い、練習問題、模擬試験は全問正解できるようにする。
参考書に書かれている内容で試験範囲をカバーできており、何周もやり込むことで理解を深められていれば、本番試験ではおおよその問題を即答できるレベルにはなっています。
見たことがないパターンも問題も出題されますが、消去法で解答を絞り込めるようにもなっています。
この1冊で十分に試験に合格することが出来ます。
まとめ
オラクルマスターブロンズの勉強方法についてお伝えさせていただきました。
資格試験としては良くある出題形式で参考書もあるため、試験対策の勉強法としては取り組みやすいと思います。
しかし、試験の難易度としてはBronzeですが、計画的な勉強なしでは合格は難しいです。
参考書の内容を理解することを怠らずに勉強すれば、合格可能なため、計画を立てて資格取得を目指しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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