オラクルマスターブロンズ(ORACLE MASTER Bronze DBA)の難易度と、勉強時間100時間で合格した勉強方法をお伝えさせていただきます。
オラクルマスターブロンズ(ORACLE MASTER Bronze DBA)の試験内容や合格までに必要な勉強時間の目安、具体的な勉強方法をお伝えし、お読みいただいた方を資格取得まで導きたいと思います。
【結論】オラクルマスターブロンズの難易度と勉強時間まとめ
詳細は後ほど説明しますが、勉強時間、費用の目安、勉強方法のまとめは以下となります。
勉強期間:2か月
勉強時間:100時間
勉強方法:参考書(黒本)1冊を3周
費用 :受験料+参考書代(受験料は変動するため、最新の金額はOracle公式サイトでご確認ください)
「参考書1冊」と書きましたが、その1冊とは黒本と呼ばれる「オラクルマスター教科書 Bronze DBA 26ai Oracle AI Database 26ai Fundamentals」のことです。本記事の勉強方法は、この参考書を3周する前提で進めていきますので、先に手元に用意しておくとスムーズです。
また、受験料は割引受験チケットを楽天で購入する方法を使うとお得にできます(詳しくは記事後半のFAQでも紹介しています)。
オラクルマスターブロンズの難易度は?
ORACLE MASTERはBronze・Silver・Gold・Platinumの4段階に分かれており、Bronzeは入門レベルにあたります。
入門レベルとはいえ、オラクルデータベースに触れた経験がない方には、最初は難しく感じる用語や概念が多いです。
筆者もデータベース管理の実務経験がない状態から独学で挑戦しましたが、参考書1冊を3周やり込むことで合格できました。勉強すれば、全くの初心者でも独学で十分合格できるレベルの試験です。
試験は考えて解答を導くというよりは知識を問う問題が中心のため、事前にどれだけ勉強できているかがそのまま合否に直結します。
合格ラインは正答率65%で、計画的に100時間を確保できれば、未経験からでも十分届く難易度です。
試験概要
オラクルマスターブロンズは、Oracle Databaseのアーキテクチャや日常的な運用管理の基礎を証明するベンダー資格です。2026年8月時点では、新しい「ORACLE MASTER Bronze DBA Oracle AI Database 26ai」と、従来の「ORACLE MASTER Bronze DBA 2019」の2つが並行して提供されています。
(2026年8月追記)26aiと2019、どちらを受けるべきか
2026年、オラクル認定資格の新しい体系として「ORACLE MASTER Oracle AI Database 26ai」がスタートし、Bronze DBAにも26ai版(Bronze DBA Oracle AI Database 26ai Fundamentals、試験番号1Z0-185-JPN)が新設されました。
これからブロンズを受験する方には、26ai版(1Z0-185-JPN)をおすすめします。試験対策本(いわゆる黒本)が26ai版でも発刊済みで、独学の教材が揃っているためです。試験時間120分・出題数70問・合格ライン65%という条件は2019版とまったく同じなので、勉強量の見積もりも本記事のまま使えます。
一方で、2019版(1Z0-085-JPN)も2026年8月時点で現行の試験です。Oracle公式の認定試験一覧にも掲載されており、廃止や提供終了を告知するような記載は見当たりませんでした。会社の資格取得支援などで2019版を指定されている場合は、そのまま2019版を受験して問題ありません。
また、Oracle公式サイトの移行パスによると、ORACLE MASTER Bronze DBA 2019を持っていれば、1Z0-182-JPNに合格することでSilver DBA Oracle AI Database 26aiを取得できます。どちらのブロンズを取っても、上位資格への道はつながっていると考えて良さそうです。
26ai版で変わった点として、Oracle公式サイトではマルチテナント環境を前提とした出題になったことが明記されています。出題範囲の具体的な違いは後ほど「試験内容」で説明します。
・試験名 :Bronze DBA Oracle AI Database 26ai Fundamentals
・試験番号:1Z0-185-JPN
・試験日 :年中選択可能
・受験料 :公式サイトでご確認ください(変動するため)
・受験方式:テストセンター or オンライン(監督付き)
・試験時間:120分
・問題数 :70問
・問題形式:選択問題
・合格基準:正答率65%以上
・前提資格:なし
・試験名 :Bronze DBA Oracle Database Fundamentals
・試験番号:1Z0-085-JPN
・受験料 :公式サイトでご確認ください(変動するため)
・試験時間:120分
・問題数 :70問
・合格基準:正答率65%以上
認定資格と認定試験の詳細については、以下のOracle University公式サイトを確認しておきましょう。
参考:ORACLE MASTER Oracle AI Database 26ai 認定資格について
参考:1Z0-185:Bronze DBA Oracle AI Database 26ai Fundamentals 認定試験について
参考:1Z0-085:Bronze DBA Oracle Database Fundamentals 認定試験について
Oracleのベンダー試験はたくさん種類があり、試験名と資格名が一致しないため、ややこしいので間違えないように注意しましょう。
「Bronze DBA Oracle AI Database 26ai Fundamentals(1Z0-185-JPN)」の試験に合格すると、「ORACLE MASTER Bronze DBA Oracle AI Database 26ai」の資格認定がされるという流れになります(2019版を受験する場合は、1Z0-085-JPNの合格で「ORACLE MASTER Bronze DBA 2019」が認定されます)。
試験によっては日本語版と英語版で分かれており、試験番号の末尾にJPNがついていない試験を選ぶと英語版での受験となります。
今回のブロンズ試験は日本語版のみとなっているので、問題ないと思いますが、シルバー以上の試験を受験するときはお気をつけください。
試験の基本情報をもとにそれぞれ、もう少し説明させていただきます。
試験日
試験日は基本的には年中選択可能なため、いつでも受験可能ですが、テストセンターと監督付きオンライン試験は予約可能な時間帯から選択する必要があるため、希望時間帯の予約が取れない可能性があるため注意が必要です。
試験日を決めた後は早めに受験可能かを確認し、申込をしましょう。
なお、ブロンズの試験は26ai版・2019版とも「監督付き」の試験として実施されます。Oracle公式サイトでも、日本語試験を受験する場合は「受験チケット:Oracle認定資格ピアソンVUE配信監督付き試験用」を購入するよう案内されているため、好きな時間に自由に受けられるタイプの試験ではない点に注意しましょう。
受験に掛かる費用
受験料は改定されることがあるため、最新の金額はOracle公式サイトでご確認ください。参考書代と合わせて、受験にはまとまった費用がかかります。
楽天で購入できる「【ピアソンVUE専用】Oracle監督付き試験用受験チケット(電子チケット)」は、1Z0-185-JPN(26ai版)と1Z0-085-JPN(2019版)のどちらにも使えるチケットです。楽天ポイントが貯まるため、普段から楽天を利用している方は選択肢に入れてみてください。価格は変動しますので、Oracle公式の受験チケットと比べたうえで購入しましょう。
試験内容
試験内容はOracleに関する基礎知識を問う問題が出題されます。
SQLについても一部出題されますが、ほとんどがDBAに関わる内容です。26ai版(1Z0-185-JPN)では、SQL*PlusやSQL Developerといった管理ツールの使用方法、インスタンスやメモリー・記憶域構造の管理、ユーザーと権限の管理、スキーマ・オブジェクトの管理、バックアップ・リカバリの概要といった範囲から出題されます。
2019版(1Z0-085-JPN)との違いとして、26ai版ではマルチテナント環境(コンテナ・データベース)を前提とした出題に変わり、Oracle AI Database 26aiの新機能も出題範囲に加わっています。逆に、2019版にあった「データベース・ソフトウェアのインストールとデータベースの作成」や「Oracle Enterprise Manager Database Expressの使用」は、26ai版の試験内容チェックリストからは外れています。どちらを受験するかによって覚える範囲が変わるので、必ず受験する試験の公式チェックリストを確認してから勉強を始めましょう。
オラクルデータベースに触れた経験がない方には最初は難しく感じる用語や概念が多いです。
しかし、勉強すれば、全くの初心者でも独学で十分合格できる試験のレベルだと思います。
試験形式は選択式で、単数選択と複数選択の両方があります。
試験問題の出題形式として、ラジオボタンであれば単数選択、チェックボックスであれば複数選択となっています。
試験対策として、勉強をできていれば、すぐに解答を選択できる問題が多いですが、ひっかけ問題のような誤答を誘うケースもあるので、確実に問題文はすべて読み切ってから解答をしましょう。
考えて解答を導くというよりは、知識を問う問題が多いので、事前にどれだけ勉強できているかが試験合格のカギになります。
試験時間は120分あり、その中で70問の解答となるので、1問あたり1~2分ほど使えることになります。
見直しの時間を含めても、試験時間としては余裕がありますので、落ち着いて取り組みましょう。
合格までの勉強方法3ステップ
資格試験の勉強方法の基本としては過去問を解くことにあるとお伝えしているのですが、Oracle試験全般として、出題された問題は公開されていません。
そのため、過去問を解くという勉強方法はできません。
しかし、出題問題を分析して、模擬問題を解くことができる勉強教材がありますので、そちらを使用することがメインとなります。
STEP1:勉強計画を立てる
まず最初にやるべきなのが「計画を立ててから、勉強を始める」ことです。
勉強時間の目安が約100時間・勉強期間を2か月(約8週間)とすると、1週間あたり12時間程度が必要です。
平日1時間+土日3.5時間ずつ、のようなペースが目安になります。(※勉強時間の計画は人それぞれですので、自分にあった計画を作成しましょう。)
STEP2:黒本を章ごとに「説明→練習問題→復習」で回す
参考書は「ORACLE MASTER Bronze DBA 26aiのおすすめ参考書と問題集」でも比較していますが、1冊だけ選ぶなら黒本です。
勉強方法として使用する参考書は「オラクルマスター教科書 Bronze DBA 26ai Oracle AI Database 26ai Fundamentals」です。
定番の黒本と呼ばれるシリーズで、26ai版の「Bronze DBA Oracle AI Database 26ai Fundamentals(1Z0-185-JPN)」の試験に対応しています。
オラクルに関する説明が丁寧かつ試験で重要となる部分を把握し、手厚く解説されています。
さらに各分野の練習問題に加え、最後に模擬試験1回分が付いており、多くの問題を実践的に解くことができます。
合格するために必須とも言える1冊となります。
2019版(1Z0-085-JPN)を受験する場合は、同じ黒本シリーズの「オラクルマスター教科書 Bronze DBA Oracle Database Fundamentals」が対応版になります。構成は26ai版とほぼ同じなので、勉強の進め方はこの記事のまま使えます。
参考書を使用した勉強方法としてはシンプルに各分野の説明を読んで知識をインプットし、練習問題を通してアウトプットで知識定着を図るやり方をおすすめします。
各分野の説明が充実しており、ここを理解できていないと実際の試験で躓くことになります。
問題の答えを覚えるだけでなく、この参考書に出てくる内容を全て理解できるように最低3周は取り組むようにしましょう。
①第1章の説明を読み、理解を深める。
②第1章の練習問題を解き、正解・不正解に関わらず、解説を読んで理解する。
③第1章の練習問題の結果から理解できていなかった部分を復習する。
④第2章~第10章までそれぞれ①~③を繰り返す。
⑤模擬試験を解き、正解・不正解に関わらず、解説を読んで理解する。
⑥模擬試験の結果から理解できていなかった部分を復習する。
⑦①~⑥を3周行い、練習問題、模擬試験は全問正解できるようにする。
STEP3:模擬試験を全問正解できるまで仕上げる
参考書に書かれている内容で試験範囲をカバーできており、何周もやり込むことで理解を深められていれば、本番試験ではおおよその問題を即答できるレベルにはなっています。
見たことがないパターンも問題も出題されますが、消去法で解答を絞り込めるようにもなっています。
この1冊で十分に試験に合格することが出来ます。
▼ORACLE MASTER Bronze DBA 26aiのおすすめ参考書はこちら▼

よくある質問(FAQ)
勉強時間はどのくらい必要?
筆者の目安で約100時間・勉強期間2か月です。
データベースの実務経験がある方は、既に知っている分野をスキップできるため、もっと短くできます。
26ai版と2019版、どちらを受けるべき?
これから受験するなら26ai版(1Z0-185-JPN)がおすすめです。対応した黒本が発刊済みで、独学の教材が揃っています。
2019版も現行の試験なので、会社の指定がある場合はそのままで問題ありません。詳しくは上記「試験概要」の追記をご覧ください。
受験料を安くする方法はある?
楽天で購入できるOracle監督付き試験用の受験チケットを使う方法があります。楽天ポイントも貯まるため、購入前にOracle公式の価格と比較してみてください。
▼割引受験チケットを楽天で購入する詳しい方法はこちら▼

まとめ
オラクルマスターブロンズの勉強方法についてお伝えさせていただきました。
資格試験としては良くある出題形式で参考書もあるため、試験対策の勉強法としては取り組みやすいと思います。
しかし、試験の難易度としてはBronzeですが、計画的な勉強なしでは合格は難しいです。
参考書の内容を理解することを怠らずに勉強すれば、合格可能なため、計画を立てて資格取得を目指しましょう。
Bronzeの次に上位資格のSilverを目指す方は、ORACLE MASTER Silver DBA 2019のおすすめ参考書と問題集もあわせて参考にしてみてください。
さらにその先のGold(オラクルマスターゴールド)については、オラクルマスターゴールドの難易度|Silver合格者の次の一手で解説しています。
Goldで使う参考書・教材の選び方は、オラクルマスターゴールドの参考書|2019・26ai対応教材でまとめています。
Silver・Goldの先で、国家資格のデータベーススペシャリストも視野に入れている方は、オラクルマスターとデータベーススペシャリストの違い|次に挑戦すべき?で2つの資格の違いを比較しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
▼Oracle認定試験の申込方法の詳しい手順はこちら▼

受験後の合否結果と認定証の確認は、Oracle公式のCertViewで行います。手順はOracle CertViewの使い方|合格発表・認定証の確認方法にまとめています。
※本記事の情報は2026年8月時点のものです。最新情報は公式サイトでご確認ください。


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