オラクル認定資格の一つである「ORACLE MASTER Silver DBA 2019」の勉強方法をお伝えさせていただきます。
Oracle Databaseの管理スキルを証明できる資格として、これまでに多くの方が受験している人気資格です。
これから、資格取得を目指している方の参考になればと思います。
「ORACLE MASTER Bronze DBA 2019」を先に取得することをおすすめします。
勉強方法は以下が参考になります。
勉強時間の目安と費用
勉強期間:2か月
勉強時間:100時間
勉強方法:参考書・問題集「オラクルマスター教科書 Silver DBA Oracle Database Administration I」
費用 :43,230円(試験代:37,730円+参考書・問題集:5,500円 )
勉強期間と勉強時間は目安ですが、勉強量としては、「オラクルマスター教科書 Silver DBA Oracle Database Administration I」を9割以上理解することを目途にやり込むことです。
ベンダー資格のため、試験代が高くなっていますので、出来る限り一発合格を目指したいです。
以下チケットを購入すれば、2,450円安く受験することができます!
試験概要
最新版の試験・資格としては、Oracle Database 19cのバージョンに対応した「ORACLE MASTER 2019」が準備されています。
Silverレベルでは、運用担当者として日常の管理スキルと基本のSQL知識について、学習しておく必要があります。
・試験名 :Oracle Database Administration I
・試験番号:1Z0-082-JPN
・試験日 :年中選択可能
・受験料 :37,730円(税込み)
・受験方式:テストセンター or オンライン(監督付き)
・試験時間:120分
・問題数 :72問
・問題形式:選択問題
・合格基準:正答率60%以上
「ORACLE MASTER Silver DBA 2019」の認定資格と認定試験の詳細については、以下のOracle University公式サイトを確認しておきましょう。
参考:ORACLE MASTER Silver DBA 2019 認定資格について
参考:1Z0-082: Oracle Database Administration I 認定試験について
出題範囲
試験の出題範囲は以下となります。
- Oracle Databaseアーキテクチャの理解
- データベース・インスタンスの管理
- ユーザー、ロールおよび権限の管理
- ストレージの管理
- データの移動
- Oracleが提供するツールを使用したOracle Databaseへのアクセス
- Oracle Net Servicesの設定
- 表領域およびデータファイルの管理
- UNDOの管理
- データの制限およびソート
- 変換関数および条件式の使用
- 結合を使用した複数の表のデータの表示
- 集合演算子の使用
- データ定義言語の理解
- ビューの管理
- 異なるタイム・ゾーンでのデータの管理
- SQLのSELECT文を使用したデータの取得
- 単一行関数を使用した出力のカスタマイズ
- グループ関数を使用した集計データのレポート
- 副問合せを使用した問合せの解決
- DML文を使用した表の管理
- シーケンス、シノニムおよび索引の管理
- スキーマ・オブジェクトの管理
試験日
試験日は基本的には年中実施されていますが、予約可能な時間帯は決まっているため、空いている予約枠の中から選択します。
試験直前に予約をすると、希望の時間が取れない可能性があるため、受験の目途が立てば、早めに予約することをおすすめします。
試験の日程変更およびキャンセルは、予約時間の24時間前まで可能となりますが、予約時に試験ポリシーを必ず確認して、ミスのないようにしましょう。
試験の申し込み方法は以下の記事が参考になります。
試験形式
試験時間は120分で問題数が72問のため、1問あたり1~2分で解答する必要があります。
出題は選択形式で、知識を問う問題が多く、知っていれば即答できる問題も多々あります。
試験時間は見直しを含めて、精一杯使うことを想定しておきましょう。
難易度・合格基準
試験の難易度としては、ORACLE MASTERの中ではSilverは初級~中級者レベルとなります。
ただ、Oracleの運用経験が少ないと、初見の用語ばかりで最初は難しいと感じるはずです。
用語を自分の頭の中で図をイメージして理解できるレベルが必要です。
合格基準は正答率60%以上となっているため、72問中44問を正解できれば合格となります。
資格試験の合格ラインとしては、普通レベルで、28問は間違えても大丈夫と考えると、良く出題される範囲を確実に押さえていれば、合格は十分できます。
勉強方法
使用する参考書
オラクルマスター教科書 Bronze DBA Oracle Database Fundamentals
使用する参考書の1冊目は「オラクルマスター教科書 Bronze DBA Oracle Database Fundamentals」です。
こちらは、ORACLE MASTER Bronze DBA 2019の試験対策本となります。
試験に出題される用語や概念の基本的な部分はBronzeとSilverで共通しており、Bronzeレベルの方が理解が簡単であるため、Silverから受験される方もまずは、Bronzeの内容を学習することをおすすめします。
(※すでにBronze資格を取得されている方は飛ばして頂いて問題ありません。)
進め方としては、章ごとに読み進めて、章末の練習問題で理解度をチェックします。
間違えた問題を復習しながら、模擬試験含めて最終章までやり切りましょう。
全体を2周することを目途に、BronzeレベルのOracleの知識を習得します。
ここではすべてを理解できていなくても、Silverの参考書で補えるので、時間を使いすぎないようにしましょう。
Bronzeの参考書はOracle基礎の用語や概念を理解するために学習しましょう!
オラクルマスター教科書 Silver DBA Oracle Database Administration I
使用する参考書の2冊目は「オラクルマスター教科書 Silver DBA Oracle Database Administration I」です。
こちらは、ORACLE MASTER Silver DBA 2019の唯一発売されている試験対策本となり、内容の質も高いので、試験対策に必須の一冊となります。
進め方は単純に最初から進めていき、章ごとに練習問題で理解度チェックと間違えた問題の復習をしながら進めましょう。
1周目で全て理解することは難しいので、最低3周はやる予定として、1周目は理解できなくてもどんどん進めることを意識しましょう。
何度も説明を読んだり、問題を解いていると、自分の理解出来ている部分が増えてきます。
この時に最後まで、理解できていない部分に注力して学習すると、躓いて学習が続かないということをなくすことが出来ます。
学習の目途としては、すべての練習問題、模擬試験を解いたときに正答率が9割を超えるレベルが目途です。
ここまで理解出来ていると、本番試験では似たような問題が出題されるので、合格ラインの6割の問題に正解できるようになっています。
Silverの参考書は9割理解出来るまでやり込みましょう!
具体的な勉強方法
最後に具体的な勉強方法をお伝えします。
参考書としては、Bronzeを2周、Silverを3周が目途ですが、それを必ず勉強スケジュールとして、Excelなどの表として作成しましょう。
以下は別試験の勉強スケジュールの例ですが、何をいつやるかを見て、分かるようにしておきましょう。
勉強スケジュールを立てられていれば、後はスケジュールに沿って勉強を進めることに集中できるので、継続率があがり、試験合格に近づきます。
試験対策としては、以下の順番に取り組めば良いので、後は自分の勉強時間と合わせてスケジュールを立ててから、試験勉強を始めましょう。
①オラクルマスター教科書 Bronze 1周目
②オラクルマスター教科書 Bronze 2周目 (6~7割程度の理解度を目途)
③オラクルマスター教科書 Silver 1周目
④オラクルマスター教科書 Silver 2周目
⑤オラクルマスター教科書 Silver 3周目 (9割程度の理解度を目途)
さいごに
「ORACLE MASTER Silver DBA 2019」の勉強方法を解説させていただきました。
初めは難しく感じると思いますが、何度も解説を読み、問題を解けば、だんだんと理解が深まり、十分に試験合格するための知識を得られると思います。
少しでも、「ORACLE MASTER Silver DBA 2019」の資格取得に役立てればと幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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