オラクル認定資格の「ORACLE MASTER Silver DBA 2019」の勉強方法をお伝えさせていただきます。
ORACLE MASTER 2019の資格体系に変わってから、新たにSilverレベルとして追加された資格となります。
以前のバージョンでは「12c SQL基礎」としてBronze認定に必要な試験が実施されていました。
新しくなった試験の概要などの説明をしたうえで、具体的な勉強方法をお伝えできればと思います。
「ORACLE MASTER Silver DBA 2019」の勉強方法はこちらです。
勉強時間の目安と費用
勉強期間:2か月
勉強時間:80時間
勉強方法:参考書・問題集「オラクルマスター教科書 Silver SQL Oracle Database SQL」
Udemy講座「1Z0-071: ORACLE MASTER Silver SQL模擬試験問題集(6回分277問)」
費用 :45,450円(試験代:37,730円+参考書・問題集:5,280円+Udemy:2,440円 )
勉強期間と勉強時間は目安ですが、「オラクルマスター教科書 Silver DBA Oracle Database Administration I」と「1Z0-071: ORACLE MASTER Silver SQL模擬試験問題集(6回分277問)」を9割以上理解できることが合格できる目途となります。
試験代は受験チケットで、2,450円安く受験することができます!
試験概要
最新版の試験・資格としては、Oracle Database 19cのバージョンに対応した「ORACLE MASTER 2019」が準備されています。
OracleDatabaseのSQLに関するスキルを証明する試験として、Silverのみ実施されています。
・試験名 :Oracle Database SQL
・試験番号:1Z0-071-JPN
・試験日 :年中選択可能
・受験料 :37,730円(税込み)
・受験方式:テストセンター or オンライン(監督付き)
・試験時間:120分
・問題数 :78問
・問題形式:選択問題
・合格基準:正答率63%以上
「ORACLE MASTER Silver SQL 2019」の認定資格と認定試験の詳細については、以下のOracle University公式サイトを確認しておきましょう。
参考:ORACLE MASTER Silver SQL 2019 認定資格について
参考:1Z0-071: Oracle Database SQL 認定試験について
出題範囲
試験の出題範囲は以下となります。
- リレーショナル・データベースの概念
- SQL SELECT文を使用したデータの取得
- データの制限とソート
- 単一行関数を使用した出力のカスタマイズ
- 変換関数と条件式の使用
- グループ関数を使用した集計データのレポート
- 複数の表からのデータの表示
- 副問合せを使用した問合せの解決
- 集合演算子の使用
- DML文を使用した表の管理
- 索引、シノニムおよびシーケンスの管理
- DDLによる表とその関係の管理
- ビューの管理
- ユーザー・アクセスの制御
- データ・ディクショナリ・ビューを使用したオブジェクトの管理
- 異なるタイム・ゾーンでのデータの管理
試験日
試験日は基本的には年中実施されていますが、予約可能な時間帯は決まっているため、空いている予約枠の中から選択します。
試験直前に予約をすると、希望の時間が取れない可能性があるため、受験の目途が立てば、早めに予約することをおすすめします。
試験の日程変更およびキャンセルは、予約時間の24時間前まで可能となりますが、予約時に試験ポリシーを必ず確認して、ミスのないようにしましょう。
試験の申し込み方法は以下の記事が参考になります。
試験形式
試験時間は120分で問題数が78問となり、だいたい1問あたり1~2分で解答する必要があります。
全問選択式のため、消去法である程度解答を絞っていく手段が有効です。
残りの試験時間は画面に表示されますので、見直しの時間も含めて、時間配分を考えておきましょう。
難易度・合格基準
試験の難易度としては、初級者~中級者レベルとなります。
以前の12cSQL基礎に比べると出題範囲も広くなり、難しくはなっていますが、出題パターンを対策すれば、十分合格できるレベルです。
合格基準は正答率63%以上となっているため、78問中49問を正解できれば合格となります。
29問は間違えてもOKなので、分からない問題が出ても焦らずに、確実に正解できる部分を取っていけば、合格可能です。
勉強方法
ここからは勉強方法について、お伝えさせていただきます。
オラクル認定試験は過去問が公開されていないため、試験対策の演習問題を解くことが最も有効な対策となります。
本来は実機でSQLを実行する方が、実践的なスキルは身に付きますが、今回は机上のみの勉強方法をお伝えします。
使用する参考書・問題集
オラクルマスター教科書 Silver SQL Oracle Database SQL
まず使用するのが、「オラクルマスター教科書 Silver SQL Oracle Database SQL」の書籍です。
ORACLE MASTER Bronze SQL 2019の試験対策本として、唯一発売されており、間違いなく必要となる書籍です。
試験範囲の各分野の解説と練習問題、模擬試験が載っているので、この1冊を全て理解できれば、試験に合格可能となります。
最低3周以上はやり込み、練習問題、模擬試験のすべての問題で9割以上の正答率となるまでやりましょう。
1Z0-071: ORACLE MASTER Silver SQL模擬試験問題集(6回分277問)
先ほどのオラクルマスター教科書だけでも、合格は狙えますが、演習を問題をさらにこなすためにUdemyの「1Z0-071: ORACLE MASTER Silver SQL模擬試験問題集(6回分277問)」をおすすめします。
模擬試験が6回分ついているため、合計277問の演習問題を解くことができます。
解説も丁寧に書かれているので、不足している部分の理解の補充にもなります。
こちらも、9割以上の正答率を超えるまで、何周もやるようにします。
具体的な勉強スケジュール
勉強を始める前に必ず、勉強のスケジュールを立てましょう。
今回は、オラクルマスター教科書とUdemy模擬試験を最低でも3周はすることとして、Excelなどの表にスケジュールを記載しておきましょう。
以下は別試験の勉強スケジュールの例ですが、何をいつやるかを見て、分かるようにしておきましょう。
資格勉強は勉強スケジュールがないと、先延ばしにしてしまいがちです。
早めに取得した方が、気持ちも楽になりますし、短期集中で一気に勉強はやり切りましょう。
①オラクルマスター教科書 1周目
②オラクルマスター教科書 2周目
③オラクルマスター教科書 3周目(正答率9割まで周回)
④Udemy模擬試験 1周目
⑤Udemy模擬試験 2周目
⑥Udemy模擬試験 3周目(正答率9割まで周回)
さいごに
「ORACLE MASTER Silver SQL 2019」の勉強方法を解説させていただきました。
初めは難しく感じる部分もあると思いますが、少しずつ理解を深めていきましょう。
演習問題を多くこなせば、着実に理解は深まっていきますので、継続して取り組むことが大切です。
お伝えした勉強方法を実践すれば、本番試験では少し余裕をもって合格できるぐらいの勉強量となっています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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