AWS認定資格の最難関「AWSソリューションアーキテクト プロフェッショナル(SAP)」の難易度と、勉強時間約80時間で合格した勉強方法をお伝えさせていただきます。
筆者は2022年にアソシエイト4資格を取得した状態からSAPに挑戦し、勉強期間3か月・勉強時間約80時間で合格しました。
この記事を読めば、SAPの難易度の実感、一番効果があった教材、80時間をどう配分したかが分かります。
※筆者が受験したのは2022年です。AWS認定には3年の有効期間があり、筆者の認定は現在は失効しています(更新しなかった理由は記事後半のFAQで正直にお伝えします)。本記事は取得当時の記録をもとに、現行試験(SAP-C02)の情報はAWS公式サイトで確認して構成しています。
※本記事の情報は2026年8月時点のものです。受験料は改定される場合があるため、最新の金額は試験申込み画面でご確認ください。
【結論】AWS SAPの難易度と勉強時間まとめ
詳細は後ほど説明しますが、勉強時間と勉強方法のまとめは以下となります。
勉強期間:3か月
勉強時間:約80時間(※アソシエイト4資格を取得済みの状態から)
勉強方法:WEB問題集を軸に、Udemy講座・模擬試験形式の演習で補強
費用 :受験料+教材費(金額は変動するため、受験申込み画面・各サービスの料金ページで最新の金額をご確認ください)
アソシエイトを取らずに、いきなりSAPを受けても大丈夫ですか?
受験の前提条件はないため、いきなり受験することも可能です。
ただし本記事の「80時間」はアソシエイト4資格を取得済みの状態からの数字です。基礎からの場合はまずアソシエイトからをおすすめします。
アソシエイトレベルの知識が身についていることが前提の試験なので、これから始める方は以下のロードマップから確認してみてください。
▼AWS認定資格全体の難易度・取得順のロードマップはこちら▼


AWS SAPの難易度は?
AWS認定資格は「基礎(FOUNDATIONAL)→アソシエイト→プロフェッショナル・スペシャリティ」の3段階に分かれており、SAPはプロフェッショナルレベルの最難関資格の1つです。
アソシエイトが「各サービスの役割を知っているか」を問うのに対し、SAPは要件に対して最適な構成を選べるかという「判断」を問われる試験です。
| 観点 | アソシエイト(SAAなど) | プロフェッショナル(SAP) |
|---|---|---|
| 問われること | サービスの役割・基本的な設計 | 要件に対する最適な構成の判断 |
| 問題文 | 比較的短い | 長文(複数の要件・制約を読み解く) |
| 登場するサービス | 主要サービス中心 | 複数サービスの組み合わせが前提 |
筆者が実際に受験して感じた難しさは、1つの問題に複数のサービスが組み合わさった構成で登場することです。
個々のサービスを知っているだけでは選択肢を絞れず、構成全体を理解して問題を解けるようになるまでに時間がかかりました。
また、当時の筆者の社内にはSAP保有者がおらず、周りに聞ける人がいない状態でした。
逆に言えば、取得すれば希少性のある資格だということです。
試験概要(SAP-C02)
現行試験「SAP-C02」の基本情報は以下になります。
・試験名 :AWS Certified Solutions Architect – Professional
・試験番号:SAP-C02
・試験日 :年中選択可能
・受験料 :受験申込み時に表示される最新の金額をご確認ください
・受験方式:テストセンター or オンライン(監督付き)
・試験時間:180分
・問題数 :75問(うち採点対象は65問)
・問題形式:選択問題(複数選択を含む)
・合格基準:1,000点満点中750点
※筆者の受験時(2022年)から試験は改定されています。出題範囲・形式の最新情報はAWS公式の試験ページでご確認ください。
試験時間180分で75問のため、1問あたり2分強で解き続ける必要があります。長文問題が中心なので、時間配分は事前に模擬試験形式で練習しておきましょう。
試験の申し込み方法は以下の記事で画面付きで解説しています。
▼AWS認定資格試験の申し込み方法(写真付き)はこちら▼


使った教材(効果があった順)
WEB問題集「CloudLicense」
一番効果があったのはWEB問題集です。筆者は「CloudLicense(AWS WEB問題集で学習しよう)」を使いました。
(※筆者の利用当時から名称が変わっています。現在はCloudLicenseという名称で提供されています。)
本番に近い形式・分量の問題を大量に解けるのが強みです。
SAPは前述のとおり「構成の判断」を問われる試験のため、問題を解きながら「なぜこの構成が最適なのか」を理解していく学習が最も効率的でした。
SAP対策は問題演習の量が命。インプットを完璧にしてから問題を解き始めるのではなく、問題を解きながら理解を深めよう!
Udemyの講座・模擬試験
WEB問題集を軸にしつつ、補助としてUdemyの講座と模擬試験形式の演習を利用しました。
模擬試験は「180分で75問を解き切る」時間感覚を作るのに役立ちます。
Udemyの講座選びは以下の記事が参考になります(筆者が実際に受講したAWS講座のレビューです。SAA向けが中心ですが、講座の選び方はSAPでも同じです)。
▼筆者が受講したUdemyのAWS講座レビューはこちら▼


合格までの勉強方法3ステップ
STEP1:勉強計画を立てる
まず最初にやるべきなのが「計画を立ててから、勉強を始める」ことです。
勉強時間の目安が約80時間・勉強期間を3か月(約13週間)とすると、1週間あたり6時間程度が必要です。
平日30分+土日2時間ずつ、のようなペースで無理なく続けられます。(※勉強時間の計画は人それぞれですので、自分にあった計画を作成しましょう。)
STEP2:問題演習を軸に知識を広げる
WEB問題集を繰り返し解き、分からないサービス・構成が出てきたらその都度調べるスタイルで進めます。
このとき意識したいのが、問題に出てきた構成を自分で説明できるかです。
「なぜ他の選択肢ではダメなのか」まで言えるようになると、初見の問題でも構成の判断ができるようになっていきます。
STEP3:模擬試験形式で時間配分を練習する
本番は180分・75問の長丁場です。1問2分強のペースを体に入れるため、試験前には模擬試験形式で通しの演習をしておきましょう。
長文問題は、先に設問と選択肢を確認してから問題文を読むと、要件の拾い漏れが減ります。
時間が掛かりそうな問題は一度解答して先に進み、見直し時間で戻るようにしましょう。
週6時間×3か月の計画で、問題演習を軸に「構成の判断」を鍛えよう!
取得して何が変わったか
筆者の場合、当時の社内にSAP保有者がいなかったため、「AWSの設計に強い人」という認知を得られたのが一番の変化でした。
また、SAPの勉強を通して「要件から構成を判断する」訓練を積んだことは、資格の有効期間が切れた今でも設計の考え方として残っています。
転職の場面でSAPがどう評価されたかは、以下の記事で詳しく書いています。
▼AWS SAPは転職で評価される?保有者が語る実際の評価はこちら▼


よくある質問(FAQ)
アソシエイトからどのくらい空けて受けた?
筆者はSAA取得の約半年後にSAPを受験しました。
アソシエイトの知識が新しいうちに挑戦する方が、勉強時間を短くできます。
認定は更新しましたか?
更新せず、失効しています。正直にお伝えすると、取得後にSAPコンサルタントへ異動しAWSを触る機会がなくなったため、更新しないという判断をしました。
現在はAWSに近い仕事に就いているため、今後あらためて順番にAWS資格を取得し直す予定です。資格は「持ち続けること」より「必要なときに取れる状態」の方が大事だと考えています。
スコアはどのくらいで合格した?
筆者のスコアは記録が残っておらず、掲載できません。
合格基準は1,000点満点中750点です(採点対象65問なので、単純計算で7割強の正答が目安になります)。
さいごに
AWS SAP(ソリューションアーキテクト プロフェッショナル)の難易度と、勉強時間約80時間で合格した勉強方法を解説しました。
アソシエイト取得済みなら、週6時間×3か月の問題演習中心の勉強で十分合格を狙えます。最難関の分だけ希少性も高い資格なので、アソシエイトの次の一歩としてチャレンジしてみてください。
▼AWS資格別のおすすめ参考書・問題集はこちら▼


最後までお読みいただきありがとうございました。



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