AWS認定SysOpsアドミニストレーター – アソシエイト(SOA)は2025年9月29日を最終受験日として提供が終了し、後継のAWS Certified CloudOps Engineer – Associate(SOA-C03)に移行しました。
筆者は2022年7月19日に旧試験(SOA-C02)に合格しており、当時は試験ラボ対策を含めた勉強方法をこの記事で紹介していました。
ただ、いま「SOAを受けよう」と検索してたどり着いた方に旧試験の勉強方法をそのままお伝えしても意味がありません。
そこでこの記事では、AWS公式の情報をもとにした新旧試験の変更点と、旧SOA-C02に合格したときの勉強記録の2つに整理してお伝えさせていただきます。
AWS認定SOAは終了し、CloudOpsエンジニアに移行しました
まず押さえておきたいのが、SOAという試験そのものが無くなったわけではなく、名前と中身を変えて続いているということです。
AWS公式サイトには、SysOpsアドミニストレーター – アソシエイトの最終受験日が2025年9月29日であること、更新版が「AWS Certified CloudOps Engineer – Associate」という名称になったことが記載されています。
試験コードはSOA-C02からSOA-C03に変わり、SOA-C03は2025年9月30日から実施されています。
コードの頭に「SOA」が残っているとおり、位置づけは従来どおり運用・保守を担当する人向けのアソシエイトレベルのままです。
・試験名 :AWS Certified CloudOps Engineer – Associate
・試験コード:SOA-C03
・試験日 :年中選択可能
・受験料 :AWS公式サイトでご確認ください(変動するため)
・受験方式:テストセンター or オンライン
・試験時間:130分
・問題数 :65問(採点対象50問+採点対象外15問)
・問題形式:択一選択 / 複数選択
・合格基準:720点以上(100点~1000点のスコア)
・試験言語:英語、日本語、韓国語、中国語(簡体字)
SOA-C03にはすでに日本語のUdemy講座が対応しています。変更点から順に確認したい方はこのまま読み進めてください。先に教材を見ておきたい方はSOA-C03試験 対策トレーニング(Udemy)をどうぞ。講座の選び方は記事の後半でも書いています。
SOA-C02とSOA-C03の違い
旧試験(SOA-C02)と新試験(SOA-C03)を並べると、変わった点は次のとおりです。
| 項目 | SOA-C02(~2025/9/29) | SOA-C03(2025/9/30~) |
|---|---|---|
| 試験名 | SysOps Administrator – Associate | CloudOps Engineer – Associate |
| 試験時間 | 180分 | 130分 |
| 問題数 | 65問 | 65問 |
| 問題形式 | 択一選択 / 複数選択 / 試験ラボ | 択一選択 / 複数選択 |
| 出題分野 | 6分野 | 5分野 |
| 合格基準 | 720点以上 | 720点以上 |
試験ラボ(実技問題)はSOA-C03には含まれません
旧SOA-C02の一番の関門は、実際にAWSマネジメントコンソールを操作して解答する試験ラボでした。
SOA-C03のAWS公式試験ガイドでは、出題形式は「択一選択問題」と「複数選択問題」の2種類のみと記載されており、試験ラボは含まれていません。
試験時間が180分から130分に短縮されているのも、この変更に対応したものと考えられます。
つまり、これから受験する方は、ハンズオンでのラボ対策に時間を割く必要がなくなりました。
ただし、運用の実務を扱う試験である性質は変わらないので、AWSコンソールを触った経験があるほど選択問題も解きやすくなるのは同じだと思います。
出題分野は6分野から5分野に整理されました
出題分野は、SOA-C02の6分野からSOA-C03の5分野に整理されています。
| SOA-C02の分野(比率) | SOA-C03の分野(比率) |
|---|---|
| モニタリング、ロギング、および修復(20%) | モニタリング、ロギング、分析、修復、およびパフォーマンス最適化(22%) |
| 信頼性とビジネス継続性(16%) | 信頼性とビジネス継続性(22%) |
| デプロイ、プロビジョニング、およびオートメーション(18%) | デプロイ、プロビジョニング、およびオートメーション(22%) |
| セキュリティとコンプライアンス(16%) | セキュリティとコンプライアンス(16%) |
| ネットワークとコンテンツ配信(18%) | ネットワークとコンテンツ配信(18%) |
| コストとパフォーマンスの最適化(12%) | (分野1に統合) |
独立していた「コストとパフォーマンスの最適化」が分野1に吸収され、残る3分野が22%ずつの横並びになりました。
比率の偏りが小さくなったので、どこか1分野を捨てて合格を狙う戦略は取りにくくなっています。
追加・削除された出題内容
AWS公式の試験ガイドには、SOA-C03で追加・削除された内容も明記されています。
追加されたのは以下の4点です。
- EC2インスタンス・Amazon ECS / Amazon EKSクラスターからメトリクスとログを収集するCloudWatchエージェントの設定・管理
- CloudFormationとAWS CDKによるリソーススタックの作成・管理
- コンプライアンス要件の強制(リージョンやサービスの選択など)
- CloudWatchのネットワークモニタリングサービスの設定・分析
削除されたのは「S3の静的ウェブサイトホスティングの設定」の1点、そのほかVPNが分野4から分野5へ移動しています。
コンテナ(ECS / EKS)とAWS CDKが明記されたのが最も大きな変化で、旧試験の教材だけでは埋まらない部分になります。
これからSOA-C03を受験する方へ
先にお断りしておくと、筆者が合格したのは旧SOA-C02であり、SOA-C03は受験していません。
受験していない試験の勉強時間や難易度を語ることはできないので、ここでは確実な一次情報と、旧試験でも新試験でも変わらない準備だけをお伝えします。
最初にやるべきは、AWS公式のSOA-C03試験ガイドに目を通すことです。
試験ガイドには出題分野ごとのタスク一覧に加えて、出題範囲内のAWSサービスと出題範囲外のAWSサービスの一覧が載っています。
範囲外のサービスを先に把握しておくと、本番で見慣れないサービス名が選択肢に出てきたときに、正解の可能性が低いと判断できるようになります。
問題演習には、SOA-C03の問題が追加されている「AWS WEB問題集で学習しよう(CloudLicense)」が使えます。
価格はプランによって変わるため、最新の金額は公式サイトでご確認ください。
動画で体系的に学びたい場合は、UdemyにSOA-C03に対応した日本語講座があります。
講義中心で進めるなら「AWS認定CloudOps Engineer Associate(SOA-C03)試験 対策トレーニング」、問題演習の量を確保するなら「【全出題範囲網羅+詳細解説】AWS SOA-C03日本語問題300問+」が、どちらもSOA-C03に対応しています。
Udemyはセールで価格が大きく変動するため、最新の金額は公式サイトでご確認ください。
参考書はSOA-C03対応の教科書&問題集が2026年に発売済みなので、旧試験向けの書籍と間違えて買わないように気をつけましょう。
▼AWS認定CloudOpsエンジニア(旧SysOps)のおすすめ参考書はこちら▼
>> AWS認定CloudOpsエンジニア(旧SysOps)のおすすめ参考書
AWS認定資格全体の難易度・取得順はこちらで整理しています!
>> AWS認定資格全12種を比較|難易度・レベル別ロードマップ
【記録】旧SOA-C02に合格したときの勉強方法
ここからは、2022年7月19日に旧SOA-C02へ合格したときの記録です。
試験ラボが無くなった今、そのまま真似できる内容ではありませんが、選択問題の進め方は現在も通用すると思うので、当時の記録として残しておきます。
▼AWS認定SOA合格時のスコアレポートです


前提条件:CLF・SAA・DVA合格済み
勉強期間:1か月(実際は10日間で受験)
勉強時間:50時間
勉強方法:(選択問題)AWS認定資格試験テキスト+WEB問題集+Udemyの模擬試験問題集を9割正解できるレベル
(ラボ対策)AWS認定資格試験テキスト + ピアソンVUEラボサンプル問題
※費用は2022年当時のもので、受験料・教材費とも現在は変わっています。最新の受験料はAWS公式サイトでご確認ください。
アソシエイト3資格(SAA、DVA、SOA)で難易度を比較すると、当時はDVA<SAA<SOAの順に難しく感じました。
選択問題そのものは他のアソシエイトと大きく変わらず、SOAを一番難しくしていたのは試験ラボの存在でした。
・「AWS認定資格試験テキスト」⇒「WEB問題集」⇒「Udemy模擬試験問題集」の順番
・演習問題の正答率が9割を超えるまで周回する
参考書は1冊を9割正解できるまで周回した
参考書として使ったのが「AWS認定資格試験テキスト AWS認定SysOpsアドミニストレーター – アソシエイト」です。
他のアソシエイト試験に合格できる知識があれば読み進めやすい構成で、知らない部分を重点的に、まず1周をやり切りました。
最終的には問題部分を9割以上正解できるレベルまで周回しています。
この本はSOA-C02対応のため、これから受験する方はSOA-C03対応の書籍を選んでください。
AWS資格別のおすすめ参考書はこちらの記事でまとめて紹介しています!


WEB問題集は後半の問題を3周した
SOA対策のメインは「AWS WEB問題集で学習しよう」で行いました。
当時は1回7問ごとの問題が#1~#97まで用意されており、旧試験時代の内容が残る前半は飛ばして、後半の#50~#97を中心に解いていました。
目安は3周以上、正答率9割以上です。
出題されていない内容でも解説に載っていた内容が本番試験に5問ほど出ていたので、解説まで読み込んでおくのがおすすめです。
このサイトは現在SOA-C03の問題にも対応しているので、新試験を受ける方も引き続き使えます。
Udemyの模擬試験問題集で仕上げた
最後にやったのが、Udemyの「AWS 認定SysOpsアドミニストレーター アソシエイト模擬試験問題集」です。
模擬試験4回分を何周かして、選択問題で8~9割の正答率になれば学習としては十分でした。
※この講座はSOA-C02版です。SOA-C03を受験する方は、前述の「これからSOA-C03を受験する方へ」で紹介した教材をご利用ください。
当時のラボ対策(SOA-C03では不要)
SOA-C02では、情報を集めて出題傾向を分析し、以下の3パターンのどれかが出題されると予想して対策していました。
- S3 + VPC
- ALB/EC2 + EventBridge
- CloudWatch + CloudFormation
実際の試験では①のパターンが出題され、S3バケットの作成とバージョニングの有効化、VPC内のサブネット・ルートテーブル・セキュリティグループの設定といった基本操作が問われました。
ピアソンVUEで申し込むと解けるラボのサンプル問題では、指定されていないタグを付けただけで不正解と判定されたので、出題内容に忠実に操作することが求められていました。
SOA-C03では試験ラボが出題されないため、この対策は不要です。
それでも、コンソールを触った経験が選択問題の理解を助けてくれたのは確かなので、業務でAWSを触っていない方はハンズオンを少しやっておくと良いと思います。
さいごに
AWS認定SOAの終了とCloudOpsエンジニア(SOA-C03)への移行、そして旧SOA-C02に合格したときの勉強方法を整理しました。
これから受けるのはSOA-C03であり、試験ラボの対策はもう必要ありません。
そのぶんコンテナやIaCといった現代的な運用の範囲が加わっているので、教材は必ずSOA-C03対応のものを選びましょう。
当時の勉強記録も日ごとに残しているので、10日間でどこまで進んだのかを知りたい方は参考までにご覧ください。
>> 「【勉強記録】AWS SysOpsアドミニストレーターアソシエイト(SOA)~計画編~」はこちら
>> 「【勉強記録】AWS SysOpsアドミニストレーターアソシエイト(SOA)~勉強編①~」はこちら
>> 「【勉強記録】AWS SysOpsアドミニストレーターアソシエイト(SOA)~勉強編②~」はこちら
最後までお読みいただきありがとうございました。
※本記事の情報は2026年8月時点のものです。最新情報はAWS公式サイトでご確認ください。



コメント
コメント一覧 (2件)
「AWS 認定SysOpsアドミニストレーター アソシエイト模擬試験問題集」
こちらのリンクがUdemyではなくコレダ!というサイトに飛ぶのは故意でしょうか?
もしリンクが誤っているのでしたらUdemyのリンクを教えていただけますと幸いです。
コメントありがとうございます。コレダ!のサイトへ遷移するのは、Udemyのリンク切れとなっていました。ご不便をお掛けし、申し訳ありません。
対象のSysops模擬試験講座は現在、新規受付を停止しているため、URLが公開されていないようです。
再度、公開され次第、正しいリンク先へ修正させていただきます。