AWS SAP-C02はいつ終了?SAP-C03の変更点と対応

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AWS SAP-C02はいつ終了?SAP-C03の変更点と対応

「SAP-C02の勉強を進めているけれど、試験がいつまで受けられるのか分からない」「SAP-C03に変わると聞いたけれど、何がどう変わるのか」——そんな不安を抱えていないでしょうか。AWS認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル(SAP-C02)は、AWS公式のTraining and Certificationブログで試験改定が発表されており、終了時期と新試験SAP-C03への切り替え日程がすでに公開されています。

筆者は2022年に当時のバージョンでAWS SAPを取得しましたが、AWS認定には3年の有効期間があり、この認定は現在は失効しています。本記事の試験改定情報は、AWS公式のTraining and Certificationブログと公式の認定資格ページを一次情報として確認したうえで構成しています。この記事では、AWS公式の発表内容をもとに、SAP-C02の終了日程とSAP-C03への変更点、そして「今すぐC02を受けるべきか、C03まで待つべきか」を判断する材料をお伝えします。合格後のキャリアや転職市場での評価が気になる方は、後半であわせて解説します。

  • この記事はこんな方におすすめです!
  • SAP-C02の学習を進めていて、試験がいつまで受けられるか知りたい方
  • SAP-C03で何が変わるのか、今のうちに把握しておきたい方
  • 今C02を受けるべきか、C03を待つべきか判断がつかない方
目次

結論:SAP-C02はいつ終了する?学習中の人が今すぐすべきこと

詳しい変更点や判断基準は本文で解説しますが、結論からお伝えすると、SAP-C02の最終受験日はAWS公式のTraining and Certificationブログでは2026年11月16日、AWS公式の認定資格ページでは2026年11月17日と記載されており、AWS内で表記が一致していません。受験の予約は、安全側である11月16日までに組んでおくのが無難です。いずれにしても、これ以降はSAP-C02を受験できなくなり、後継試験のSAP-C03に一本化されます。AWS公式の発表には、次の日程が明記されています。

  • SAP-C02の最終受験日:2026年11月16日(公式ブログ)/2026年11月17日(公式認定ページ)
  • SAP-C03の登録開始日:2026年10月27日
  • SAP-C03のGA(一般提供)開始日:2026年11月17日

SAP-C02は2026年11月16日(安全側の日付)まで受験可能です。2026年10月27日からSAP-C03の登録が始まりますが、実際に受験できる(GA提供開始)のは2026年11月17日以降のため、10月27日から11月16日までの約3週間は、SAP-C02とSAP-C03の「登録窓口」が並走する期間であり、この期間中にSAP-C03を受験できるわけではありません。今すでにSAP-C02の学習をある程度進めている方は、11月16日までにSAP-C02で受験を終えるのが現実的な選択肢です。判断基準の詳細は後半の「今C02を受けるべきか、C03を待つべきか」で解説します。

出典:AWS Training and Certificationブログ(2026年9月)。試験の正式名称・出題形式などの基本情報はAWS公式の認定資格ページで確認できます。

なぜ今、試験が変わるのか

AWS公式ブログでは、今回の改定理由として、ソリューションアーキテクトに求められる役割そのものが広がっていることを挙げています。具体的には、生成AI・エージェント型アーキテクチャ、レジリエンスエンジニアリング、DevSecOps、耐量子暗号といった領域への対応が、実務の現場で必要になってきていることが背景にあると説明されています。

SAP-C02が公開されたのは2022年11月で、当時はまだ生成AIを前提としたアーキテクチャ設計は一般的ではありませんでした。それから数年でAWSのサービスラインナップ自体が大きく変わっており、試験内容がそれに追いついていく形になります。

ただし、具体的にどの分野に何割の配点が振られるか、どんなタスクステートメント(出題される業務シナリオ)が追加されるかといった詳細は、2026年10月27日に公開される試験ガイドで確認する必要があります。この記事の執筆時点ではまだ試験ガイドが公開されていないため、配点や出題範囲の細部については断定を避け、公式ブログで明言されている内容のみをお伝えします。

▼AWS認定資格全12種の比較はこちら▼

SAP-C02とSAP-C03の変更点を比較

出題ドメインの再編

SAP-C02の出題ドメインは、AWS公式試験ガイド(PDF)によると次の4つです。SAP-C03では、AWS公式ブログが名前つきで公表している次の5つのドメインへと再編されます。

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#SAP-C02(4ドメイン)SAP-C03(5ドメイン)
1組織の複雑性に対応する設計クラウドネイティブアーキテクチャの設計と実装
2新しいソリューションのための設計セキュリティ・コンプライアンス・ガバナンス
3既存ソリューションの継続的な改善コスト最適化アーキテクチャの設計
4ワークロードの移行とモダナイゼーションの加速レジリエンス・移行・事業継続
5―運用の卓越性と自動化

未確定なのは、各ドメインの配点(%)とタスクステートメント(出題される具体的な業務シナリオ)です。これらは2026年10月27日に公開される試験ガイドで確認できます。試験ガイドが公開され次第、当サイトでも内容を確認して追記します。

新規追加が見込まれる技術領域

AWS公式ブログで名指しされている新規領域は、次の4つです。

  • 生成AI・エージェント型アーキテクチャ(Amazon Bedrock、Bedrock AgentCore、RAGアーキテクチャ、Bedrock Guardrailsなどを使った設計)
  • レジリエンスエンジニアリング(AWS Fault Injection Serviceなどを使った障害耐性の設計・検証)
  • DevSecOps(セキュリティを組み込んだ開発・運用の自動化)
  • 耐量子暗号(AWS KMSのML-DSA・ML-KEM対応など、量子コンピュータ耐性のある暗号方式への対応)

いずれも、ここ数年でAWSがサービスとして力を入れてきた分野です。実務でこれらのサービスに触れたことがない方は、試験対策と並行して公式ドキュメントやハンズオンで概要を押さえておくと、試験ガイド公開後の学習がスムーズになります。

試験の基本的な形式・日程は、現時点で確認できている範囲を表にまとめました。SAP-C03側で配点など細部が未確定の項目は、試験ガイド公開後にあらためて確認してください。

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項目SAP-C02SAP-C03
出題形式75問(多肢選択・複数選択式)、180分、Pearson VUEテストセンターまたはオンライン監督75問・180分(AWS公式ブログ記載)。多肢選択/複数選択などの内訳や配点は、2026年10月27日公開の試験ガイドで確認
最終受験日2026年11月16日(公式ブログ)/2026年11月17日(公式認定ページ)※表記が不一致のため11月16日までの予約が無難―
登録開始日―(既存試験のため対象外)2026年10月27日
GA(一般提供)開始日―(既存試験のため対象外)2026年11月17日
新たに追加される見込みの領域―生成AI・エージェント型アーキテクチャ/レジリエンスエンジニアリング/DevSecOps/耐量子暗号 など

▼SOA-C03移行のケースはこちら▼

今C02を受けるべきか、C03を待つべきか

ここは読者一人ひとりの状況によって答えが変わる部分なので、断定はせず、判断材料を3つに整理します。どちらが「正解」ということではなく、自分の状況に近い方を参考にしてください。

今のうちにC02を受けるのが向いている人

  • すでに参考書・問題集で学習を進めていて、2026年11月16日までに受験を終えられる見通しが立っている人
  • 今使っている教材がSAP-C02に対応したもので、C03用の教材が出るまで学習を止めたくない人
  • 生成AI・エージェント型アーキテクチャなどの新領域よりも、現行のアーキテクチャ設計・移行・コスト最適化といった従来分野を重点的に評価してもらいたい人

C02とC03のどちらで取得しても、取得できる認定は同じ「AWS認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル」です。認定名・有効期間は同じなので、学習の進捗が順調なら、無理に新試験を待つ必要はないと考えられます。

C03まで待つのが向いている人

  • まだ学習をほとんど始めておらず、11月16日までにC02の合格ラインまで仕上げるのが難しい人
  • 実務で生成AI・エージェント型アーキテクチャに早く触れたい、あるいはすでに携わっていて試験の知識体系もそちらに揃えたい人
  • 中途半端な準備でC02を受けて不合格になるより、最新の出題範囲でじっくり学習し直したい人

C03を待つ場合、試験ガイド・公式教材の整備を待つ時間が必要になります。焦って中途半端な情報で学習を始めるより、10月27日の試験ガイド公開後に学習計画を立て直す方が結果的に近道になる場合もあります。

SAP-C03に向けた学習ロードマップ

SAP-C02を受ける場合の学習法

2026年11月16日までにSAP-C02で受験を終える場合、学習法自体はこれまでと変わりません。筆者のSAP受験体験と勉強時間の記録は、別記事にまとめています。

▼AWS SAP-C02の難易度・勉強時間はこちら▼

教材は現行のSAP-C02に対応したものを使う必要があります。おすすめの参考書・問題集は下記の記事で紹介しています。

▼AWS SAP対策のおすすめ参考書はこちら▼

SAP-C03に向けて今からできる準備

SAP-C03専用の教材・問題集は、試験ガイドの公開後に順次出てくる見込みです。現時点で断定的な学習ロードマップを示すことはできませんが、今からでも進められる準備はあります。

  • AWS公式が提供する無料模擬試験で、現行の出題形式・時間配分に慣れておく
  • アーキテクチャ設計・移行・コスト最適化など、C02とC03で共通すると見込まれる土台部分の理解を先に固めておく
  • 新領域として名指しされているサービス(Amazon Bedrockなど)に、実務またはハンズオンで触れておく

無料模擬試験の申し込み方法は、下記の記事で手順を解説しています。

▼AWS認定の無料模擬試験の受け方はこちら▼

合格後のキャリアと転職市場での評価

SAPはAWS認定の中でも最上位区分にあたる資格で、転職市場でも一定の評価を得やすい資格です。筆者自身も2022年にAWS SAPを取得し、その状態で転職活動を行った経験があり、資格がどう評価されたかの実体験を別記事にまとめています。

▼AWS SAP資格の転職評価はこちら▼

一方で「AWS資格を取っても意味がない」という声を見かけることもあります。実務者の視点から見ると、資格そのものよりも、資格の背後にある実務経験・アーキテクト経験の裏付けとして評価されるというのが実際のところです。SAP-C02かSAP-C03かという試験バージョンの違いより、資格取得までに積んだ設計経験の方が転職市場では重視されます。この点については、下記の記事で詳しく解説しています。

▼AWS資格は意味ないと言われる理由はこちら▼

実務者が資格を転職・スキルアップに活かすステップ

すでに実務経験があり、SAPのような上位資格の取得を目指している方は、資格を取って終わりにするのではなく、それをどう転職活動や社内でのアピールに使うかまで考えておくと、学習の成果を実利につなげやすくなります。職務経歴書やLinkedInに「AWS認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル保有」と明記するだけでなく、資格取得の過程で扱った具体的な設計・移行の経験を合わせて語れると、面接での説得力が増します。

未経験からAWSエンジニアを目指す方向けの順路とは異なり、実務経験者がSAPを起点に次のキャリアへ進む場合の考え方は、下記の記事で補足しています。

▼AWSエンジニアへの実務までの順路はこちら▼

おすすめの転職エージェント

SAPの取得を目指す段階で、あわせて「今の自分の市場価値がどのくらいか」を把握しておくと、学習のモチベーション維持にもつながります。実務経験があり、AWS SAPのような上位資格の取得を目指している方は、すでに転職市場で一定の評価を得やすい層に入っています。

IT・Web業界に特化した転職エージェントの一つに、Geeklyがあります。筆者自身がGeeklyに登録して使った感想は下記の記事で紹介しているので、興味があればあわせてご覧ください。今すぐ転職するかどうかは別として、資格取得を機に非公開求人の年収レンジなどを確認しておくと、学習の目標がより具体的になります。無理に転職を勧めるものではなく、あくまで選択肢の一つとして押さえておいてください。

▼Geeklyを実際に使った感想はこちら▼

まとめ

この記事では、AWS SAP-C02の終了日程とSAP-C03への変更点をお伝えしました。要点を振り返ります。

  • SAP-C02の最終受験日は2026年11月16日(公式ブログ)/11月17日(公式認定ページ)、SAP-C03の登録開始は2026年10月27日、GA開始は2026年11月17日
  • SAP-C03では生成AI・エージェント型アーキテクチャ、レジリエンスエンジニアリング、DevSecOps、耐量子暗号などの新領域が追加される見込み
  • 出題ドメインはSAP-C02の4分野からSAP-C03の5分野に再編。各ドメインの配点・タスクステートメントは2026年10月27日公開の試験ガイドで確認が必要
  • 学習が順調ならC02、新領域を優先したいならC03を待つのが目安

どちらを選ぶにしても、資格取得はゴールではなく通過点です。取得後のキャリアや転職市場での評価まで見据えて、今の自分に合った選択をしましょう。最後までお読みいただきありがとうございました。

※本記事の情報は2026年9月時点のものです。最新情報は公式サイトでご確認ください。

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